漫画「ブルーピリオド」/山口つばさ

最高に面白い青春漫画を見つけてしまいました!
という事で記録します♪

あらすじ
主人公、矢口八虎(やとら)は高校2年生。
普段は不良仲間とつるんで遊んでいるが、成績優秀な優等生でもある。クラスの誰に対しても分け隔てなく優しく接し、先生にも感じ良く接し、所謂誰にでも好かれるスーパー良い子。

高校卒業後は親を安心させられる手堅い大学への進学を考えていたが、偶然目にした美術部の先輩の油絵をきっかけに「描く」魅力を知ってしまう。そして東京藝術大学の受験を目指し始めるー
‥というストーリー。

おすすめ理由1️⃣
何よりまず八虎と仲間との関係性!!

美術部のメンバーとの関係も勿論だけれど。
絵を描く前から八虎とつるんでいた仲間たち3人が八虎の夢を心から応援しているところに、うわあ友情って良いなとシンプルに思ってしまいます。

八虎って、仲間たちから見れば、
「急に芸術というよく分からん分野にのめり込んでしまったヤツ」
「そのせいで急に遊んでくれなくなったヤツ」
とも捉えられてしまうと思うんですよね。

でも誰も馬鹿にしたり止めたりすることなく、昼休み、まだ本人が来ていない階段の踊り場で「八虎に夢中になれるものが見つかって良かった」と話していて。

八虎が思っている以上に、みんな八虎が大好きで。色んなシーンからそんな想いが伝わってきます。

おすすめ理由2️⃣
そしてこの漫画で学べるのは、芸術の面白さ。

正直美術のこと何も知らなかったし、絵画を観る習慣も特段なかったわたし。。

そんな風に美術の専門的なことがなーんも分からなくても、易しく解説してくれています。学生時代こんな授業があってもよかったのになあ!

美大受験、藝大受験の凄まじさも読みながらよーーく理解できます。
今年は受かっても来年は受からないかもしれない、でもその逆もあるかもしれない。。本当に、自分の決断との戦いなんです。

さいごに
夢を追いかける八虎を見ていると、「考えずにとにかくやる」パワーが未来を切り開くんだということを思い知らされます。

高校生みたいに進路を選ぶステップはずーっと前に過ぎ去っちゃったけど!笑
そんなわたしでもどハマりしてしまいました。

最新巻まで早く追いつかないと〜!

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