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鎌倉殿の13人 第29話考察

−あらまし−

梶原景時が亡くなった数日後、三浦義澄がまさに今、息を引き取ろうとしていた。昔から手を取り合い助け合ってきた時政は臨終に立ち会い最後の別れを行う。

二代目鎌倉殿の源頼家は相変わらず御家人達を信用できない日々を送っている。そんな中、比企家と北条家の権力抗争がまた始まろうとしている。時政の妻りくは全成に頼み鎌倉殿の失脚を画策するが、義時がそれを察知し激高する。二代目鎌倉殿の頼家の知らぬ所で皆が各々の好きな様に動いている様を義時は怒ったのである。

梶原景時から義時に仕える事になった善児。亡き梶原からの置き土産を義時から渡される。その中にはかつて自分が暗殺した義時の兄、北条宗時の忘れ形見が…善児は義時に問う。「中の物を確認されましたか?」と…

ある夜、頼家は庭先で蹴鞠を行っている所に義時が話をしに来る。
鎌倉殿になってからの不安や葛藤を頼家は義時に話す。
「父も人を信じられずにこの鎌倉を治めていた。今ならその気持ちがわかる」と。頼家は鎌倉殿と言う重責に押しつぶされそうな現状に打ちひしがれている。そこに義時は言う。「頼朝様は人を信じれずにお亡くなりになりました。頼家様は人を信じる事から始めませんか?信じる事ができた時、あなたは頼朝様を超えられる」と。
その瞬間、頼家の顔からスッと力が抜け笑みがこぼれる。

−感想−

善児の下り怖かった💧もしあの時、義時が中身を見ていたら間違いなく死んだ兄の物だと気づき善児に問うていたと思う。そしたら善児は刃を向いてただろうな…😱
義時が鎌倉殿に言った言葉。あの言葉を聞いて頼家の顔が少し朗らかになった気がする😋このまま上手く鎌倉を治めて欲しいけど、最後に不穏な影が…💧

−こぼれ話−

三浦義澄を演じた佐藤B作さん。他の作品ではやっぱ新選組!の永井尚志が記憶にあります😋続編の土方歳三 最期の一日でも土方亡きあと、他の隊士を説得し幕府へ投降した人って記憶があります。偉いさんと隊士の中間的な役どころだったけど最後にビシッと隊士を説得した所、カッコよかった💓佐藤B作さんお疲れ様でした✨


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