鎌倉殿の13人　第33話考察

−あらまし−

伊豆の修善寺へ幽閉された２代目鎌倉殿の頼家は悶々とした日々を過ごしていた。自分としてはまだやれるはず。いずれは鎌倉に戻りふたたび政権を我が手に。その時は北条家を滅すと復讐を内に秘め毎日を過ごしている。

さて3代目鎌倉殿の実朝の教育方針をめぐり政子と実衣は対峙してしまう。夫、全成を亡くした実衣は「実朝は自分が育てたのだから余計な口を出さないで欲しい」と政子に詰め寄る。

一方北条時政は、比企が所有していた武蔵の国を我が手中に治めようと画策。その事を知った2代目鎌倉殿の頼家は武蔵の国出身の畠山重忠にその事を吹聴する。事態に焦った畠山は義時にその旨を相談する。義時は、頼家がこの機に乗じて仲間を募り鎌倉襲撃を企てている事を察知。すぐに善児を頼家の下へ向かわせる。

その夜、修善寺では京から招いた猿楽を堪能する頼家の姿があった。しかしその一座の中に善児は紛れ込んでおり、頼家を襲撃。必死に抵抗する頼家。いよいよ最後の瞬間。一幡の文字が善児の目に入る。一幡に慕われていた善児。想いを巡らせたその瞬間、頼家の太刀が善児を突き刺す。

必死で抵抗する頼家に刃が走る。善児の弟子である孤児のトウが頼家に斬りかかりその場に倒れ絶命する頼家。そしてその場を離れた善児にトウはとどめを刺す。「父の仇！母の仇！」と。

−感想−

善児は最後の最後に人間らしい感情を持ったけどやはり因果応報。大事に育てたつもりのトウに殺された💧しかもトウはこの機会をずっと待っていた様子。善児もトウもどこか救いのない模写だったけど、人を殺め続けた人間の末路はそんなものだ。と、僕の目には映りました。これからトウはどうするんだろう？2代目善児として生きてくのかな？

−こぼれ話−

2代目鎌倉殿頼家を演じた金子大地さん。この作品で初めましてでした😋頼家の数奇でどこか切ない人生を上手く演じていたと思う。頼家の独りよがりな態度とか父を想う場面とかの演技は凄く好きでした✨金子さんお疲れ様でした🌟

さて善児を演じた梶原善さん。言わずと知れた三谷作品の名バイブレーヤー🎶王様のレストラン・ラジヲの時間・合言葉は勇気などなど数えたらきりがないくらい出てます。今回の役は名前からして三谷さんがあてがきしたんだと思ってました😋三谷大河で梶原さん見るのは意外にも初めて🎶梶原さんお疲れ様でした💓※個人的には「お金がない！」の梶原さんも好きです😋