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ピタゴラスイッチのススメ

NHK教育テレビ、通称Eテレ。我が家は33歳の夫と32歳の自分しかいないが、平素より大変お世話になっている。このチャンネルのために受信料を払っていると言っても過言ではない。

その中で最推し番組はピタゴラスイッチだ。週4回10分番組を放送しており、これを全て録画し、夕食時に観ている。あまり会話の多くない我々夫婦にとって、この番組が潤滑油と言っても過言ではない。

そんなピタゴラスイッチの中からおすすめコーナーを取り止めもなく語りたい。

しいたけ成長 感動☆☆☆☆☆ レア度☆☆☆☆☆

しいたけの赤ちゃんが伸びていく様子を、高速再生ではなくリアルタイムで観測する物語。司会は伸びていくしいたけ本人。もちろん、肉眼でしいたけを見つめていても伸びていくのが分かるはずもなく、いくらかの細工が施される。仕組みはとても単純なのに、本当にリアルタイムで伸びていく様子が分かって、初めて見たときは心の底から感動した。なかなか放送されずレア度が高いが、ピタゴラスイッチ最高級の映像と言っても過言ではない。

本当はもっと大きいぞの歌 感動☆☆☆☆ レア度☆☆

「知らなくたって〜いいことだけど」と始まる軽快な歌。いつも食べているカステラや、いつも使っているスポンジ、そしてトイレットペーパーは、製造過程では信じられないくらい大きいものが作られ、それが切り分けられているんだよ、という歌。実際の工場の映像とともにお届けされて、笑っちゃうくらい大きいカステラが見られる。トイレに入るたびに、長〜いトイレットペーパーが脳裏をよぎるようになるソング。

みんな同じ向きの歌 感動☆☆☆ レア度☆

「どうして〇〇、みんな同じ向き?」という歌で、初めて聞いた時は〇〇=豆苗だったのだが、違う回では素知らぬ顔で〇〇=ハトに変えてくる。聞いたことある歌だと思って聴き始めたのに、中身が違うことに気づいた時の衝撃が忘れられない。お気に入りはミーアキャット。曲中で「同じ向きを向いている理由」を端的に説明し、最後は「たしかに♪」と締めるのも好き。うっかり職場で口ずさみがちソング。

クッキー型の型の歌 感動☆☆☆ レア度☆☆☆

「何個も同じ形のクッキーを作るには型が必要だよね」という幼稚園レベルの曲が終わり、鼻で笑った瞬間。「ところで、」というナレーションとともに2番が始まり「何個も同じ形のクッキー型を作るには型が必要だよね」と歌われる。「そうきたか!」とハッとする。何事も甘くみてはいけないと教えられるソング。

こんなことできません 感動☆☆ レア度☆☆☆

関根勤さんと謎のおじさんが「人間にはこんなことできません」という不可能なことを、写真のコマ送りを使って実現しちゃうコーナー。とにかく、謎のおじさんが好き。謎のおじさんの豊かな表情と、関根さんの無表情のコラボがとてもよい。

まきじゃくのジャック ほっこり☆☆☆☆ レア度☆☆☆

ジャックという名の巻き尺のキャラクターの物語。略称はMKJ。「長さを測るのが役目」という主題歌で登場する割に、アニメの中では長さを測らせてもらえずに終わることが多い。そんなところが愛らしい。

100グラムに挑戦 ほっこり☆☆☆☆☆ レア度☆☆

視聴者参加型コーナー。お子様が物を自由に持ってきて秤に乗せていき、ぴったり100gを狙うという企画。実況は何故かピーマン。10g以下のものを慎重に乗せていく子から、いきなり60gのぬいぐるみを乗せる子、手作りの粘土作品を持ってくる子や、飼っているカブトムシを献上する子など、個性が出て微笑ましい。残り5gを切ると「おたすけボックス」が支給され、中に入った5枚の1円玉でぴったり100gが達成できるという塩梅。家の中で真似して遊べそうなところも良い。

第二弾がある予感

ここまで思いつく順に書いたけど、まだまだいくらでも出てくる。今回はひとまずこの辺りで。

それではまた。

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