さいとうますみ

たまに映像作ります。ごくまれにVJもやります。

さいとうますみ

たまに映像作ります。ごくまれにVJもやります。

マガジン

最近の記事

再生

Earth Port_self liner notes

ELSINOLAの名で活動する旧友の依頼で制作したミュージックビデオです。 拙作「うたた」で音楽を制作してもらった借りを返した形です。 音源とタイトルからの発想で、海面上昇により地表が海面に没した地球の港に宇宙船が着水し、 一休みして再び宇宙へ旅立つ様を抽象的に表現したつもりです。 自分なりのSFです。 ヨゼフ・ミューラー・ブロックマンのポスターデザインと、 おそらくそれを参照したであろう「カウボーイビバップ」のオープニングを参考にしています。 …今思うとパクリのパクリみたいな感じがしないでもない。 とにかく図形が動いているものが作りたかった。 絵コンテと中盤の実写映像の撮影しか自分では作業していないため、 いまひとつ自分で作った感のない映像です。 映像について良いところがあったらコンテから図形を作成してくれた後輩と、 その図形をアニメーションにした後輩の手柄です。 どうやらこの音源はこちらで購入できるようです。 https://elsinola.booth.pm ご興味のある方は是非。

    • 予告編はこちらです。 https://www.youtube.com/watch?v=5vhwVUc-Md0

      • 東京工芸大学中野キャンパスの地図です。

        • 2013年に参加しましたショートムービー集「シフガフ」が、一夜限り限定無料上映されます! 「デフラグ」という短編を作りました。 1月30日(金) 開場18:00 開演18:30 会場:東京工芸大学中野キャンパス2号館B1F マルチメディア講義室 住所:東京都中野区本町 2-9-5

        Earth Port_self liner notes

        再生
        • 予告編はこちらです。 https://www.youtube.com/watch?v=5vhwVUc-Md0

        • 東京工芸大学中野キャンパスの地図です。

        • 2013年に参加しましたショートムービー集「シフガフ」が、一夜限り限定無料上映されます! 「デフラグ」という短編を作りました。 1月30日(金) 開場18:00 開演18:30 会場:東京工芸大学中野キャンパス2号館B1F マルチメディア講義室 住所:東京都中野区本町 2-9-5

        マガジン

        • my videograph
          3本

        記事

          再生

          ふわや_self liner notes

          前作「うたた」を先生に見ていただいたところ「あなたは『まず言葉ありき』なのね」と言われたことがきっかけになり、じゃあ言葉そのものを映像で表現してやれ、と天の邪鬼な考えで作りました。 ふわふわ、ふかふか、という柔らかさや浮遊感を表す擬態語を映像で表現しようとしたのですが…成功しているかどうか。 当時(2008年)、自分の作りたい映像は合成やCGを使う方がいいんだろうな、と感じていました。 どうせやるのであれば、最初はあえて実写を使わずに映像トリックというようなことをやろう。 そうすればどのような部分に合成/CGを使えばいいか学べるのではないかと考えて、 実写でどこまでできるかの挑戦となりました。(やっぱり天の邪鬼) 結果、汚れとテグスを消すために3カット合成しましたが、他は全て実写です。 怪獣やヒーローの出てこない特撮みたいなものです(笑) 内容がそこまでトリッキーにならなかったと思うのですが、どう撮影したか想像してもらうのも楽しいかと思います。 合成した方が早いカットをいちいち撮影するため、撮影を手伝ってもらった仲間たちには苦労をかけました。(高橋君は100回以上毛糸を転がしました) でも「どうやったら実写で作れるか」と撮影方法を考えて仕掛けを作るのは勉強になりましたし楽しかった。 撮影方法では、CMの商品カット撮影でやっていたことを応用しています。 でも透過光の白背景で白いものを撮ろうとしたり、反射しまくるガラス玉が出てきたりと技術泣かせのことばかり。 撮影兼照明部の助さんが「増谷さん(照明を担当していただいた先輩)、俺もうどうしたらいいかわかんないっすよ!」と言っていたのをよく覚えています(笑) 出演していただいた伊澤さんも、わけわからん撮影現場と下手な演出をよく噛み砕いて演じていただけて、有り難かったです。 音楽はmy ghostさんの曲を使わせていただきました。 タワーレコードでジャケ買いしたCDが内容も素晴らしくて、 当時始めたばかりのmy spaceで問い合わせて音源をいただきました。 風の噂でもう音楽活動はされていないとのことで、残念でなりません。 また音楽を作られるようでしたら一緒にもの作りをさせていただきたいと、願っています。

          ふわや_self liner notes

          再生

          YouTubeにて今年制作した新作動画をアップしました。 ご覧いただけると幸いです。 http://youtu.be/4q-Snn_J-3w

          YouTubeにて今年制作した新作動画をアップしました。 ご覧いただけると幸いです。 http://youtu.be/4q-Snn_J-3w

          再生

          うたた_self liner notes

          勢いで広告制作会社を退職して母校の大学院に進学したものの「これからどうしたものかな」 と思いながら作った映像です。 2007年当時、エリック・サティの「家具の音楽」やブライアン・イーノの「アンビエント」を映像で表現できないものか、と考えていました。今でも心のどこかで考え続けています。 (イーノは展示作品として映像を使った表現を実際にやっていますね) 生活の一部として、それと意識されない家具のような存在としての映像。 テレビの番組でも映画でもなくて、その場所に飾ってある絵画や写真、インテリアの一部として動画が存在することはできないものか? その実験としての実作です。 「作品」と言えるものではなく、あくまでも習作です。 映像作家、伊瀬聖子さんの作品に影響を受けてます。 というか文章の展開は同じで、自分なりの脚色と解釈を施しています。 要するにパクりです。 以下技術の話。 当時、学生の頃はSDだった(DVorβカムで撮影→編集)ものがHD(2007年の制作段階ではHDV、フルHDではない)へ移行していく頃で、個人制作でHDを扱うのは初めてでした。 4:3の画角から16:9へ、という画角の変化もですが、撮影・編集の環境も大幅に変わっていて戸惑いました。もちろん画質も。 当初は人物カットがあり、友人の息子や後輩が出演していましたが、後年見返してみて違和感があったので別カットに差し替えました。(出演してくれた、撮影を手伝ってくれた皆、ごめんね) 内容は、ある男性の視覚(=画像=画面≒動画)と思考(=文章)の連続と非連続、断続と揺り戻しを映像と文章で表現したものです。…表現しようとした、ものです。 こんな映像が写真立ての中(今だったらフォトフレームとかスマートフォンかな?)にあったら、あなたの生活が変わるかどうか、とご想像ください。

          うたた_self liner notes

          再生