大切な方を亡くされた時

大好きな方を失うと、辛くて心がこれ以上傷ちきたくなくて認めたくないし、正面からその事実に向き合うことを避けてしまいます。

私も祖母を亡くしたとき、約2年は実感がもてなくて、お線香をあげていながら死を認めていなかったと思います。ある時、祖母が三面鏡の前で髪をとかしている日常を思い出したとき、初めてここにはいないという事実を実感して大泣きしました。

前回のまさみの会に参加された方も、一年前にご主人を亡くされ、まだご主人の死に向き合うことができずにいました。ずっとご主人が近くにいるような気がして、毎日会話していたから、しゅうさんの話でいう、『お盆とお彼岸にしか帰ってこない』というのが納得できないようでした。

その方にしゅうさんは、『亡くなると、大好きな人は自分の心の中に生きています』素敵な話だと思いました。すごく救われます。

ただ、「大好きじゃなかったら心の中にいない」って話はなるほどと。

私もおじいちゃんが大好きだったので、(3歳の頃死んでしまったのに)よく会話しますし、いつも応援してくれているように感じるのです。おじいちゃん、まだ霊界に行けてないのか心配するくらいで、本当にいつでも近くにいる感じなのです。

ご主人亡くしてから一年たったお客様は、この前ヒーリングを受けて、何かが解けて崩れたようです。『向き合えるようになって、考えても良いって思えました』と言って、そこから表情が明るくなりました。深い安心感の中で、辛い壁を乗り越えて、次に行ける、と思えたようです。

人は死ぬと、死神さまに連れられて霊界へ行きます。この世界に執着して、霊界に行かない選択をすると、死神様はもう二度と霊界へ連れて行ってくれません。

霊界では、来世での人生設計をするため、この世界には一年に一回しか来ることが出来ません。その時も死神さまが一緒です。来世の人生設計をするために300〜500年かかり、とても忙しいそうです。

お盆に来れなかったら、お彼岸に来ることができます。お盆は、7月中旬から8月中旬までの期間で、旧盆から新盆までです。

何故死神さまと一緒なのかというと、人間の魂は次元を越えることができないし、霊界からのエネルギーをもらえないから、死神さまが必要なのです。

大切な人が亡くなる体験は大変辛いものです。生きることについて深く考えますね。

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