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銀河のどこかで歌っているワルキューレへ、ありがとうの気持ちを込めて。

趣味の話を書きます。
私はアニメやゲームをちょっとかじっている程度のいわゆるオタクで、3大推し作品はアイドルマスター、蒼穹のファフナー、マクロスです。
機動戦士ガンダムSEEDでオタクが開花し、いったん普通の女の子に戻ったあと、仕事が猛烈に忙しいときに出会ったライブライブ!のμ'sをきっかけに2次元アイドルに沼りました。

普段は画面の中にいるキャラクターが、声優さんと一緒に私たちの前に出てきてくれる機会があります。それがイベントやライブです。私はライブに行くのをいつも楽しみにしていて、生きがいになっています。

2023年6月4日、私の大好きなユニットの1つがその活動に幕を下ろしました。マクロスΔの戦術音楽ユニット”ワルキューレ”です。ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 〜Last Mission〜という冠で、東京・大阪・千葉の3都市6公演を完走し、約7年間におよぶ地球での活動を終えて銀河のどこかへ旅立っていきました。

ワルキューレのライブに初めて行ったのは、2017年1月29日の2nd LIVE in 横浜アリーナ「ワルキューレがとまらない」です。生バンドを背負って、5人でハモリながら力強く歌って踊う姿に衝撃を受けたのを覚えています。その後、クロスオーバーライブや犬フェスなどを経ながら、2022年4月10日の「ワルキューレ LIVE 2022 ~Walküre Reborn!~」に参加しました。今回のファイナルライブツアーでは、2023年5月20,21日の東京有明公演と6月3,4日の千葉幕張公演に参加しました。

今回どうしてワルキューレの話を書こうと思ったかというと、これがファイナルライブだったからです。思うことがたくさんありすぎてツイッターにぶつぶつ呟くだけでは消化しきれなくなり、じゃあnoteに書くか!となりました。私の気持ちをただ吐き出していくだけなので上手く書けないと思います。こんなに楽しいことがあったんだな~とあとで思い出すための備忘録です。真剣に読まないでください。

ファイナルライブの様子は公式レポに写真付きであがっているので、興味があったらそちらを読んでください。写真が本当に美しい。


私にとって推しのファイナルライブは2回目。1回目は2次元アイドルに沼るきっかけになったライブライブ!のμ's。2016年4月1日のファイナルライブには行けませんでした。東京ドームという最大級の会場にもかかわらずチケットは当たらず、当日のライブビューイングにも仕事で行けず、翌日のディレイビューイングで終わりを見届けました。本当に寂しかったし、一度でいいから生で見てみたかったです。なので、今回のワルキューレのファイナルライブにはぜっっっったいに行きたくて、友人(サムネの右イラストボードを持っている)と拝みながらチケットを申し込み無事勝ち取りました。当たって本当に良かったです。

マクロスΔのアニメ放送が始まったのは、μ'sのファイナルライブのあった2016年4月。きっとぽっかり空いた穴を埋めてくれたんだと思います。歌が上手くてキャラクターが可愛くて話の面白かったマクロスΔとワルキューレにすっかりハマりました。最初は変身バンク見てプリ○ュアかと思ってごめん。

ここで突然ですがマクロスΔの好きな回の話をします。

第3話「旋風ドッグファイト」
挿入歌の「僕らの戦場」の歌唱シーンとバルキリーの飛行シーンが大好きです。フレイアとハヤテのピタリ感がたまらない。これぞマクロス!を感じました。

第16話「ためらい バースデイ」
最高に良かった。フレイアの誕生日の意味にしんみりし、こんな完璧な誕生日プレゼントなんてあるか!?とテレビの前で涙した回。そしてなにより「God Bless You」が良すぎる。あまりにも良すぎる。

劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!
これはテレビアニメではなく2021年10月に上映された完全新作劇場版ですが、無理やり好きな回に入れてしまいます。アニメ版とは違う新しい展開で、マクロスΔのラストシーンにあたるんじゃないかと思います。こんな結末になると思わなくてめっちゃ泣いた。

さて、ここから好きな曲を中心にライブの話をします。曲の順番はアルバム収録順です。

「僕らの戦場」
先ほど書いたように、第3話での使われ方がめちゃめちゃ良かった。アニメのフレイアverも良い。あとライブでのダンスも好き。日替わりアンコールでフルでやってくれて歓喜しました。あのイントロのワクワク感がいいんだよね。


「AXIA 〜ダイスキでダイキライ〜」
私、カナメさん推しです。
この曲は好きだけど、好きな回に第10話を入れなかったのは察してほしい。つらいんだ。でも大好き。ファイナルライブツアーでは全公演やってくれてありがたかったです。でもつらい。AXIAを歌うカナメ役の安野希世乃さんの横顔がとても美しかったです。正面からのお顔は円盤で確認します。この曲にはだいたいメッサーvsキースのシーンが映像でつくんですけど、ルート変更で一瞬の望みを抱かせた劇場版のほうを使っていて憎いなあと思いました。新録演出もあって初日はボロ泣きでした。ダイスキでダイスキです。


「Absolute 5」
この曲が聞きたくて、ライブ前しばらくはイントロが流れるイメトレをしながら過ごしていました。本当に流れた瞬間は、やった~~~!!!って喜んでました。嬉しかった。この曲の思い出はやはり2ndライブ。気持ちのこもった落ちサビの歌詞は忘れられないし大好きです。

ひとりでも欠けたら意味を失ってしまうから
つながりを何度も確かめて信じるだけ

Absolute 5/作詞:喜介

まだ感染症の危険が残るなか、最後までワルキューレ5人で駆け抜けられたのは奇跡だったんじゃないかなと思いました。バンドメンバーのみなさんもそう。ひとりも欠けなくて良かった。


「涙目爆発音」
アンコールで3人だけメインステージにいるのを見た瞬間、大勝利を確信してしまった。
2ndでクレア役の日笠さんを含む4人での披露を見た人です。また聞けると思わなくてめちゃめちゃはしゃいでしまった。Yes Noコールもできて良かった。本物の爆発音も入って最高でした。


「God Bless You」
アニメで最高だったのと、2ndライブが号泣するほど良かった。フレイア役の鈴木みのりちゃんの表現力が本当にすごすぎる。ファイナルライブツアーでは日替わりアンコールで2回聞けました。ありがとう。幕張ではつられて泣きそうになりました。欲を言えばライブ本編でハヤフレコーナーを作ってくれても良かったんだからね…!


「唇の凍傷」
劇場版でボロボロ泣いた曲。オープニングなのにね。曲も映像も好きで、ライブの演出も好きだった。ワルリボでやってるので今回はやらないかもと勝手に思っていました。有明初日、スタンド最前席でした。目の前のお立ち台にみのりちゃんが出てきたときは頭が真っ白になりました。ありがとう神席を引いてくれた友人。好きな曲をこんな間近で聞けるなんて。転調に転調を重ねたラストが愛おしいんだ…!


「ワルキューレはあきらめない」
劇場版のここぞ!というところで流れる曲。この曲の一番好きなところは、間奏からラスサビに向かうところの歌詞。あとアコギ。

歌は幻なんかじゃない
繋がりあう音楽は幻想なんかじゃない

ワルキューレはあきらめない/作詞:唐沢美帆

これを推しのカナメさんが真っすぐ前を見て歌うのがたまらなく好きだった。メインボーカルは美雲とフレイアだけど、カナメさんの歌割りにした人に金一封包みたい。5人でワルキューレであることを歌っているのはAbsolute 5に近いかなとも思う。私そういう曲が好きなんだな。


「宇宙のかけら」
もうライブが終わってからこの曲がずっと頭の中を流れて止まらない。劇場版のラストもボロボロ泣いてたけど今も聞くと泣いてしまう。最終日のアンコール終盤。歌い出しがちょっと震えて劇場版っぽくなってなかった?記憶がない…。本当に終わっちゃうんだな…とものすごく寂しくなりました。劇場版ではワルキューレからフレイアへ歌っているように聞こえたけど、ファイナルライブではキャストからワルキューレへ歌っているように聞こえました。いい曲だ。


「恋! ハレイション THE WAR」
アルバム順じゃないけどこれは最後にさせてほしい。有明・大阪のどこでも披露されてなかったので、これはもう幕張の大トリだろうな…と覚悟していたら本当に大トリだった。爆泣きするつもりで行ったのに、イントロの虹色の光の美しさにハッとして気づいたら楽しい気持ちで最後を迎えていました。ワルキューレありがとう。とっても楽しくて幸せな時間でした。


今書き残しておきたいことはだいたい書けたんじゃないかと思います。オタクの感想文書ける人すごい。尊敬します。だいぶ疲れました。まだまだ書きたいことはありますが、すんごい長さになってしまうので思い出したときに自分で噛みしめるようにします。
今回のファイナルライブツアーは友人が引いてくれた神席(しかも2回)のおかげで、キャストを間近で見られたり、手作りボードでありがとうの気持ちを伝えたりすることができました。自分の引いた席は、まあ…って感じでしたけど行けただけ良しとします。
「さよならじゃなくてありがとうを伝えるためのライブ」だとキャストが言っていましたが、ありがとうを伝えたいのはこっちもだよ!!!の気合で臨みました。それがファイナルライブなんだなと思います。本当は終わらないでほしいけど、後続作品やそれぞれのお仕事など事情はたくさんあります。その中で、しっかり最後のステージを、しかもとっても素敵な形で用意してもらえたことは、応援しているファンからすると心底ありがたいことでした。

ワルキューレを好きになって、応援できて、見届けることができて、本当に良かったです。また地球に来たときは素敵な歌を聞かせてください。銀河のどこかで歌っているワルキューレへ、ありがとうの気持ちを込めて。

ワルキューレは永遠!

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