見出し画像

おすすめの写真集の話

SNSで好みの写真を手軽に無料で見られる時代になった。
それを私も楽しんでいるし、自分で載せることもある。
実際、このnoteでもそうだ。

しかし「こう見せたい」という意図があって、印刷されて、本という物語性を持った姿になって売られている「写真集」は、やっぱりいいなと感じる。
いいと思ったものに対価を払う。忘れがちだがこの感覚も失っちゃいけないなと思う。

というわけで、今回はゆるっと私の部屋にあるお気に入りの写真集たちの中から、特におすすめの数冊をご紹介。関係者とかではないので単純に好きなのを選びました。もし興味が湧いたらぜひ手に取ってみてください。

1. ジープ島/写真・中村征夫 文・中村珠央

写真集を買うようになったのは高校生の頃。
最初の1冊目が『ジープ島』だ。


今の私に至るまでを作り上げたきっかけの1冊。
詳しくはジープ島の記事で書いた。

これ以降、中村征夫さんの写真集は何冊か買っている。東京湾や沖縄、オーストラリアやガラパゴスなど、撮影場所は色々だが、どの作品も自然の美しさや強さ、生き物のたくましさなんかが魅力的にまとまっていると私は思う。海好きの方はぜひ見てほしい。


2. いつか、楽園へ。/三好和義

三好和義さんの楽園シリーズが好きで、全部集めたいくらい。
うわ~~~リゾート行きたい~~~~~~という気持ちが募る。
Amazonのオリジナルで『RAKUEN 三好和義と巡る楽園の旅』という動画作品も作られているので、アマプラ会員の方はまずはそこから入ると敷居が低くていいかもしれない。


3. 夢色の海/鍵井靖章

この作品の前に出ている『海中散歩』も持っている。確かどっちかがプレゼントされたものなのだが、どっちだか忘れた……くれた人ごめん……。

『海中散歩』よりもさらに色彩をふんわりさせていて、いい意味でリアル感から離れて幻想的な世界になっているな~と思う。まさに『夢色の海』だ。


4. ネコライオン/岩合光昭

生まれ変わったら岩合光昭さんになりたいと常々思っている。
ネコ科猛獣好きの私にとっては神本だ。
ページをめくるたびわくわくが止まらない。
これは本だからこその楽しみ方・見せ方だな~と思うので、ぜひそのわくわくを味わってほしい。
自分で買おうかな~と思っていたとき、誕生日にもらった。
私の好みをよ~く分かっている、そんな人からのプレゼントだった。


夏は幻 Iska作品集/Iska

SNSで有名な方だそうだが、知らなかった。
それまで海や動物の写真ばかり見ていたから、風景写真はそこまで気に留めたことがなかった。しかし本屋さんで表紙を見て一目惚れ。中身をパラパラめくると、すごく惹かれるものがあった。

それは、風景と一緒にIskaさんの大切な人が写っていること。私はこれまで自然や生き物の写真しか撮ってこなかったが、こんな風に人を撮ってみたいし撮られる側にもなりたいなあとぼんやり思った。Iskaさんにとっての思い出の世界なんだろう。私には、私の憧れの世界に見えた。


ひとまず5冊紹介してみました!
荷物を増やしづらい生活をしているので最近はあんまり写真集を買えていないのですが、また本屋さんに行って素敵な出会いを探したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?