いつか君が大人になって振り返ったとき

意外と若い子がいるなと思った。

私がSOPHIAを知ったのは2001年、中学生の頃。
すでにデビューから6年たっていたこともあって、熱心な向日葵さんたちは10代後半~20代前半くらいで、私より年下の子は少なかった。
まだ「SOPHIAns」って呼び方がなかった頃。

活動休止前も、私の年代はSOPHIAnsの年齢分布のなかでは若い方だったと思っていたから、ちらほら見かける自分よりも遥かに若い子の姿に驚いた。

席が隣だったのもハタチくらいの女の子で、1人参戦のようだった。おそらく休止したときはうちの長女くらいのはず。

「きっと私の初参戦はあなたが生まれた頃(もしかしたら生まれる前?)だよ。
SOPHIA初めて?よく来てくれました!」
って、心のなかで語りかけた。
コロナ禍じゃなければ話しかけたかった。

LIVE後、溢れるおかえりの気持ちが140字では書ききれなくて、他にもそんなSOPHIAnsがいるのでは?とハッシュタグをたどったら、こちらでもちらほらみかける「知ったときには活休してた」「いつかLIVEに行きたいと思っていたのに行けないままに休止してしまった」と綴られたnote。

休止の間に待つことを諦めた人だけじゃなく、新たに待ちはじめた人もいることがとても嬉しい。

ねぇ、新しいSOPHIAnsの皆さん。
待っててくれてありがとう。
身軽なうちに、彼らが元気なうちに、たくさん会いに行ってください。
そして古参ですが、仲良くしてもらえると若返れそうなので、スキしていってください。

さて、この一週間、子どもたちが眠ったあと、タイムシフトを観ながら家事をしていた。
ある晩、喉が渇いたと起きてきた長女が「このピンクのギターの人カッコいい!」と言うのでギターじゃなくて、ベースだよと教えた翌日、仕事から帰るとSOPHIAが流れていた。

「これ(ヒマワリのタグ)見て、同じ人のCDわかった。この英語なんて読むの?ベースってどの音?本棚にあるDVDも観ていい?」と、かなり興奮気味に話しかけてくるので、一番低いこの音と教えてやると「音もカッコいい!ねぇ、ママ、LIVEって何歳からいけるの?まだ私は行けないの?」という。

ようこそ、長女。

黒いブーツの練習からだね。

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