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産業革命前後からの科学技術革命

考えをまとめるため表題の概略理解を記してみる。

科学革命


1543年頃:コペルニクス革命
1620年頃:前に書いたフランシス・ベーコンもそれまでのアリストテレス的論理も観測事実に基づかなければ無能とし、仮説・実験によりシステマチックに知識を増やす科学的方法を生み、以降人類に確実に現代科学の知が蓄積した。
1632年:ガリレオの天文対話
1687年:ニュートンのプリンキピア

1440年代のグーテンベルクの活版印刷によっても最新知識が普及した。

産業革命 1760年代頃〜

イギリスで紡績や鉱山にそれまで発明されてた蒸気機関が利用された。1785年にカートライトが蒸気機関を動力とした力織機を発明。それまでも水力や馬力等の人力を超える力は利用されてきたが、力の源を燃料の形で人が供給できるようになった。

動力で燃料を得、燃料で動力を得るスパイラルが始まる。

また、動力の永続性を得る。水力も永続的なので、供給可能性によるスケーラビリティの方がインパクトが大きいのかもしれない。

電気・内燃機関革命(第二次産業革命) 1860年代頃〜

1750年頃:ベンジャミン・フランクリンがライデン瓶に雷の電気を蓄積
1800年:ボルタが電池を発明

それまで電気はほぼ貯めて利用できる物でも無かった。

1820年頃:電信発明
1860年頃:マクスウェルが電磁場理論を構築
1876年:ベルが電話を発明
1881年:エジソンが水力発電所を発明
1901年:マルコーニが電磁波の大西洋横断通信に成功

エネルギーや情報をほぼ光速で移動できるようになった。

代表的企業:GE、Bell

内燃機関
1885年:ダイムラーが二輪車のガソリンエンジンを発明
1892年:自動車発売
1908年:T型フォード発売

人や物の移動力が向上した。

代表的企業:ビッグスリー

航空革命?

1903年:ライト兄弟の飛行機成功
1930年代:ターボジェット発明
1932年:A2ロケット飛行
1939年:純粋ジェット機飛行
1949年:ジェット旅客機進空
1969年:アームストロング船長月面着陸

代表的企業:Boeing

原子力・コンピュータ革命(第三次産業革命) 1940年代頃〜

1895年:放射線発見
1905年:アインシュタインが特殊相対性理論発表1945年:原子爆弾製造
1951年:原子力発電成功

E=MC^2の通り、微小な質量から膨大なエネルギーを取り出せるようになった。

コンピュータ
1822年:バベッジが階差機関作成
1936年:チューリングマシンの論文発表
1946年:初のコンピュータENIAC作成

情報処理力が向上し、常に計算できるようになった。

代表的企業:IBM

余談
1950年代に道路渋滞で物流が海路に負ける事を危惧したマクリーンがコンテナを発明、1960年代にグローバリゼーションにも乗り普及。物の世界移動性向上。

インターネット革命 1960年代頃〜現在

1961年:最初のパケット通信の論文
1969年:ARPANETで初のパケット通信
1980年:イーサネットの規格公開
1982年:TCP/IP標準化
1991年:WWW登場
1995年:Windows95発売
1998年:Google検索登場
2000年:インターネットバブル
2004年:facebookサービス開始
2007年:iPhone(スマホ)発表

情報通信能力が向上し、あらゆる物がネット上に。複数回のブームによりAIも発展。

代表的企業:GAFAM

まとめ

より速く
より遠く
より力強く
の発展に見える。

産業革命から約250年。年表が約15年前の2007年で止まったのは革命が一段落したのかどうか。

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