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妊娠初期のあれこれ

妊娠初期のあれこれをを記録と記憶をもとにまとめました。
あくまで2022年時点のアラサー初産婦の個人的な体験談としてお読みください。不明点は病院、医師に必ずご確認ください。


妊娠前から検査薬陽性まで

元々生理周期と体調コントロールのために婦人科で処方してもらっていたピルを服用していた。
子どもが欲しいと思ったのでピル服用中にかかりつけの婦人科に相談でブライダルチェックを受けた。検査の結果私は甲状腺の数値が若干高かった。さらに専門医に詳しく検査してもらったが治療などが必要なレベルではないとのことだった。ピル服用中なので排卵に関する検査は受けられない。
わたしの検査と同時期に夫にも風疹の抗体検査を受けてもらった。夫の抗体検査は問題なし。
医師とも相談の上、まずは自然妊娠を目指してみることにした。事前に検査を受けたことで安心して妊活することができたのでとても良かった。(妊活をされる方にとっては常識かと思うが)風疹抗体検査は夫婦共に受けるのがお勧め。
アルコール摂取を避けるため妊娠検査薬を使用してよい日になったらすぐに検査をした。この時は呑気なのもので「妊娠してなかったら好きなお酒でも飲もう」くらいに思っていたが、ピルを停止してから2周期目くらいで運良く妊娠。
周到にタイミングを測った訳ではなかったので、陽性反応を見た時はとても驚いた。でも、素直に嬉しかった。
夫婦ともに実感がなくソワソワしていた。

妊娠確定から産院予約

元々ピル処方で通院していた婦人科を受診してエコーで胎嚢を確認。妊娠との診断。初めてエコー写真を見て「ドラマとかでよく見る(?)やつだ。このまだ豆みたいなのが本当に人間になるんか……。」と不思議な気分になった。かかりつけの婦人科は産科がないため、分娩したい病院に行くように指示があった。
妊娠前から色々考えて愛育病院での出産を希望していた。妊娠6週くらいに直接電話をして妊娠8週くらいに診察の予約を入れることができた(私は仕事が平日休みなので予約を比較的楽に取ることができた)。
紹介状は持っていなかったが問題なかった。
愛育病院に電話で予約した際、母子手帳があれば検診チケットが使えるので初回の受診前に取ってきた方がいいとアドバイスをもらう。初回の受診の日までに区役所に電話して必要書類の確認をして母子手帳を取得。自治体にもよると思うが助産師と面談をした(母子手帳取得時でなくても可)。そのほかにも自治体の支援等の案内も同時にあった。
妊娠初期だったので「母子手帳を取ったのに流産したらどうしよう」「今この瞬間に赤ちゃんが死んでるかも」「あと9ヶ月後に生まれてくるのか」「無痛分娩希望だけど陣痛ってどれくらい痛いのかな」とか心配し、この段階では無駄としか言いようのないことで不安になりスマホ検索魔になっていた。

つわり

妊娠6週後半、温かいご飯の匂いがダメになり始める。冷凍していたご飯をレンジで温めたらその匂いがダメだった。「本当にご飯の匂いが気持ち悪くなるんだ〜!」とこのときはまだ呑気に考えていた。
このときに足の小指だけがずっと痺れる感じがする。数日で治ったが妊娠するとある症状らしい。本当かよ。
愛育初回の診察で心音確認。少し安心した。
下腹部に違和感があり一度にそんなに食べられなくなる。つわりの関係もあり体重が妊娠前から2キロ強減る。元々痩せ型だったので心配になった。
幸いつわりで吐くほどではないものの、匂いにすごく敏感になる。食べられるものが毎日変わる。夫にその日食べられそうなものを伝えて毎日買ってきてもらっていた。温かい食べ物は匂いが立ち上ってしまい食べられなくなる。冷たいツナマヨおにぎりとか、とにかく冷たいものを食べていた。2月頃だったので冷たい食べ物しか食べられないのは辛かった。本当は冷やし中華が食べたいと思っていた。
そのうち匂いが辛くてコンビニに入るのが苦痛になり、最終的にはコンビニが近くにあるとすぐわかるようになるくらい敏感になる。会社での昼食もみんなのお弁当の匂いが辛くて一人になれる部屋で食事していた。感染症対策で人と距離を取って食事するのが当たり前になっており一人で空き会議室でひっそり食事していても不審に思われなかった(と思う)。
次第にずっと二日酔いみたいな気持ち悪さにもなってきた。頻尿にもなってくる。
お腹空くと気持ち悪くなるためインゼリーを持ち歩き仕事中もこっそり食べていた。
以前吐きつわりの人が「ビニール袋に紙袋を被せたものを持ち歩いていた、満員電車でも周囲にバレずにこっそり吐ける」と言っていた。バレていたと思う。産休、この時期にこそ必要では?と思っていた。

会社への報告

つわりで満員電車が辛くなってきたため会社の上司に報告。通勤ラッシュを避けるように勤務時間を調整してもらった。満員電車の匂いに毎朝死にかけていたので本当に助かった。上司も未就学児のお子さんがいる方だったので、周囲の理解に支えられた。また、ちょうど年度末だったので来年度のポジョンも考慮してもらうことができた。結果的には早めに伝えてよかったが、この段階でもまだ「家族以外に伝えたのに流産したらどうしよう……」と憂うつになっていた。

キャリアに関して

妊娠前からキャリアと妊娠出産育児との両立が不安で夫に相談していた。妊娠してからはさらに具体的に悩み出したが夫がよく向き合ってくれたので気分がだいぶ落ち着いた。
それでも尚くよくよしていたが、同じシフトでお子さんを育てている方数名から優しく声がけしてくださり、さらに仕事も家庭も全力コミットする ロールモデルが身近に示される環境で精神的に励まされたことも大きかった。
一方でキャリアとの両立を深刻に悩むのは女性だけでは?父親は産休・育休・時短しなければキャリアに悩まないじゃん!キーーーーッ!ともなっていた。今思うとホルモンバランスが乱れに乱れていいたこともあったと思う。被害妄想とホルモンバランスとでぐちゃぐちゃになって変に悩んでいたので、まずは心乱されていることを自覚した上で「これから一緒に乗り越えていく仲間」として夫と話し合っていった。
普段から夫に対して「感謝をする」「問題がある時は冷静に建設的な話し合いをする」「負の感情を思うままにぶつけない」「解決した問題を蒸し返さない」を意識していたので、ここでもなんとか落ち着いて話せたと思う。
どうしても落ち着けない時は時間を置いて冷静になってから話していた。ここは普段からの夫婦の対話、自分自身の思考を(時には感情と分けて)整理することが重要かなと感じた。
そしてこれからも仕事との両立の悩みとは付き合い続けていくことになると思うので、都度夫婦で話し合っていきたい。

ワクチン接種

コロナワクチン3回目接種。
摂取に関して事前に病院に相談。服用して良い解熱鎮痛剤について説明を受けた。解熱鎮痛剤は薬局に行って薬剤師さんに相談して購入。ワクチンは1回目、2回目もそれなりに副反応があったので3回目もあるだろうと見越して職場に報告。仕事関係は休むだろうことを想定して事前に調整していた。私はこれまでの接種全て職域接種だった。
ワクチンに関しては色々な考えや各々の体質などもあるので医師に相談して考えてみるのが一番だと思う。

この頃買ってよかった購入品

すべてがわかる妊娠と出産の本
子連れ向けカフェに置いてあった。夫が何気なく手にとって読んだところ本当に全てが書いてあったためAmazonで即ポチ。月別にかなり詳しく書いてある。妊婦自身の心身のことだけではなく、そのパートナーのメンタルや双方の関わり合い方にも言及されている。検診も時間が限られているし感染症防止のためほとんどひとりでの診察だったので、不明点があればまずこの本を読んだ上で質問をまとめていた。ネットでもいろいろな情報が調べられるがソース不明なものも混ざっているのでまずはこういった書籍が1冊あると安心だった。ただし割とボリュームがあるのでさっくり読みたい方には不向きかもしれない。

・ユニクロのマタニティ関連商品
マタニティデニム、マタニティショーツを購入。
寒い時期だったのでお腹が覆われていて暖かいし安心感があった。尚、産後のたるみきったお腹にも優しいのでいまも普通に使っている。

そのほか

胎動はまだ感じないけどエコーで赤ちゃんが跳ね回ってるのが見えた。嬉しくて夫にラインした。愛育病院はエコー画面の動画撮影が禁止だった。感染対策の関係で夫が健診についてこれたのは一度だけだった。
夫婦で検診に行ける場合は一度は一緒に行ってみることをおすすめしたい。また、夫が健診付き添い時に出入り口の確認や売店の品揃えのチェックもしておいたことで入院時の対応などがスムーズだった。
この時期にはNIPTを受けることを夫婦で検討する。これはまた別記事にまとめます。

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