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スリリングひと夏の経験したくない?新宿カプセルホテル泊まってみた!

まあ、ひとことで言うと
「異国」
だったね・・・


そこは駅から数分のカプセルホテル。
なぜ?
友人が泊まりたいと言い出したからなんだ。

有名な歓楽街の近くにあり、
その周辺に近づいたら
既に、くっせーのなんの。

街自体が異国に近いって言うか
多国籍なんだよね。

まずは、フロント

ある階へとエレベーター
で上がると下駄箱があり
その奥へ

2名のお兄ちゃんが対応するフロントにたどり着いた。

何系なんだかわからない
外国人と中国人ととにかく外国人が
フロントを取り巻いている。

一応、順番待ちという形をとって
並んでみるけど、なかなか順番はやってこないんだ。
Aちゃん(友人)が
『予約はしてるんですよね?聞いてみたら良いじゃないですか?』
って、
しつこく言ってくるんだけど、

だから聞きたくて待ってるんだろが!

ただでさえ並ぶことが嫌いな上に
待たされイラつくよね?
そのAちゃんの言葉を聞こえないふりして
冷静を保ちつつ待った。

我ながら偉いでしょ?
大人だから出来たんだよ。

その間、お兄ちゃんは流暢に多国語を操り、
的確にフロント業務をこなしていたよ。

奥からもう1名の慣れない感じのお兄ちゃんが出て来て我々の対応にあたってくれた。

お、助かった💦

しかしアプリが落ちてしまうのかな?
中々チェックインが進まないんだコレが。

やっと確認が済んで
女性専用ルームは上階だというのでエレベーターに乗り込んだよ。
分かるとは思うけど、
途中で乗り込んできたり、エレベーター待ちしてる人は明らかに外人さんしか居なかったな。

まずは談話室
をみよう!

談話室のある階に降り立つと、
一段と臭いが濃くなったような気がした。

鼻が曲がりそうだ。
『なんの匂いでしょうかね?』

ゴミだろ!
明らかに、体臭を隠すための匂いと
カラオケ屋の匂いとタバコ臭。

自販機と談話室を見廻し、
荷物を置いてまたこちらに降りてこようとした。

時計が11時を回っていた。
我々は明日の朝早くから
予定が入ってたんだ。

部屋で食事は取れないので
(なんせ、カプセルホテルだから)
期待していた繁華街の食事は
諦め、ホテルを出る気力のない我々は
この場所で食べるしかなかったんだ。
😞

女性専用ルームへは暗号鍵🔑

中は下の階程ではないが多国籍の匂いは
健在していた。

ロッカールームでリュックをこじ入れる。
50×30×90は無理矢理詰め込んだ。

とにかく何人泊まってんだ?
入りきれないキャリーケースが
溢れかえっている。
このキャリーケースが邪魔で
ロッカーの出し入れが困難だった。

まあ、女性同士だから
そんなに荒げた奴らは居ないので
配慮しながら譲り合えたのは嬉しかったね。

時間がないので
早急にロックをし、
飯を食べようと談話室へGO!

自販機の内容はシンプルに
カップ麺と菓子類
ジュース系とアルコールしかなかった。

カップ麺はビールのツマミにはならないので
迷わず焼きそばに決めたよ。

席を取ろうにも
皆、2人席を開けて均等に1人かカップルで
座ってんの。

やや、前よりの席に座った。

真横にノートpcを広げたまま席を外してる奴、
Aちゃんの前にはAちゃんをガン見してるオジサン
ま、どこを見ているかはわからないけど
怖くてAちゃんは背を向けて座った。

とにかくキャラがしっかりした奴らばかり!

皆さん只者ではないね。

多分あちらサイトからも怪しい2人組であるのは確かだけど。

電話はおやめ下さいの掲示物を無視しての
電話をし続けるアジア系の太った女性。

ヤンキーカップル。

筋肉モリモリのマッチョ男。

メガネオタクとその中国系の女。

突然、後ろからプシュっと音がして
全員の目がそこに集中したんだ。
ビールが吹き出して机から滴り落ちて
途方に暮れる男の様よ。

その様子をガン見するAちゃんの腕を掴んで目をそむけさせたよ。

何かあっては大変じゃん、
揉め事は嫌いなんだ。

そんなAちゃんをガン見し続けるおじさんの態度も変わらず健在していた。
どこ見てんだよ!ほんとに。

やたらpcで作業してる男たちは数名いたね。

ここでそんなに何をしてる?
仕事かい?

隣の男はオリンピックを見ていた。

談話室のTVもオリンピックだった。

怪しい空間に我々もよく馴染んだ頃

女性専用ルームへ
我々は明日の為にもどった。

ロールスクリーンで仕切られた入り口に
洋服の掛かったハンガーが垂れ下がっていたり、
スリッパが錯乱していたり、
話し声が聞こえて来たり、
もちろん言語は様々
色んな人が滞在してたね。
大体、外国の人の声は大きいね。
日本人は逆に声が小さすぎるのかもね。

個室シャワールームでバスマット、
シャンプー、リンス、ボディソープが使えて、

そこで判明したんだけど、
ボディソープがここの臭いの主
だったんだ!
ここを支配しているくっせー臭いの根源を
とうとう突き止めたよ。

身体を洗った時点で80%
我々はこのホテルに馴染んできていた。
残りの20%は細胞から受け付けることができなかった。

共同洗面所で歯ブラシや綿棒、紙タオル普通に使えるので清潔で安心な空間なんだけどね。
悪くはないよ。

館内着、バスタオル、タオル、スリッパがあるし
全く不便はない。

ただ、普通と違うのは
多国籍ってこと。

他所の国のシェアタイプのホテルなら
コレが普通だろうけど。

自分たちは
学校の宿泊学習しか経験してこなかったから

井の中の蛙なんだよ。

ただ、Aちゃんは
ベットルームに掲示してある言葉が
気になって中々眠れなかったんだって。

鍵の盗難が増えているので
腕に身に付けるか枕の下に置くようにと

おやすみ中、鍵の盗難が増えていますと・・・

ロールスクリーンで区切られてはいるんだけどね?

確かに怖いかも😱

自分はある意味鈍感なので、熟睡出来た。

次の朝の洗面所とトイレが酷かったなぁ

毛だらけ、紙錯乱。

治安は悪いけど気にしない人なら
意外と快適かもね〜

ただ、我々にとっては
そこは異国。

二人で過ごした貴重なひと夏の経験だった。

簡単に異国に行けるよ!
よかったらぜひ君も。

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