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絵本のようなわかりやすい脳トレ本「解きたくなる数学」

本(解きたくなる数学)

かつて電通のCMプランナーとしてNECの「バザールでござーる」などを手掛けた佐藤雅彦さん著の本です。退職後に独立、1999年から慶応義塾大学の教授を務め、その研究室の学生だったOB2名との共著になっています。ちなみにこの研究室はNHKの「ピタゴラスイッチ」のドミノ画像も制作しています。

この本を見つけたのは新聞広告で、先ずタイトルに惹かれました。こうした能トレ本は好きで、以前も「5分で論理的×思考力×ドリル」という本を買って、結構解けたので2冊目の「ちょっとむずかしめ」も買った程でした。 

今回は全23問があり、「すぐ分かる」から「解けたらすごい」まで6段階の難易度メーターが付いています。
早速チャレンジ!1・2問目は解けましたが、3問目は分からず(ちなみに難易度メーターは易しさが3番目の10分ねばろう)でした)。

結果は23問中正解10問で、半分も解けませんでした。図形関連の問題は結構解けましたが、偶数・奇数を基本とした問題がほとんどできませんでした。

ただ本書の最初のページに書いてある「この本でやりたいこと」には
「ひと目で問題の意味が分かる ひと目で問題が解きたくなる」
これがこの本のポリシーであり、問題は勿論、解答も全て写真付きで分かりやすく出題し解説しています。
解けなかった問題も解答の解説を読むと、なるほどと納得の分かりやすい内容になっています。逆にこの解答の論理を使えば、単なる数学の問題に留まらない問題解決のヒントになるのではないかと思った次第です。

いわゆる流行りのクイズ本とは少し違うこうした能トレ本は、能トレだけでなく正に論理的思考力を鍛えることになると思います。今後もこうした分かりやすく基本をおさえた良質な問題(それでも解答が難しい問題もあり)を多く出題する能トレ本を見つけ出して、チャレンジしたいと思いました。

まあ年齢的にも認知症予防になって良いと思いましたが(笑)

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