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おつまみ作りの裏技満載の本‼️「23時のおつまみ研究所」

本(23時のおつまみ研究所)

副題が「おつまみは「料理にあらず「娯楽」なり」というおつまみ作りの料理本です。
先ずおつまみは6つの「軸」でできているというもので、それは香り・食感・塩気・うま味・温度・刺激で、目次もそのように構成されており、最後に〆で飲むという章が追加されています。筆者の小田真規子さんは、NHKのきょうの料理にも出演している料理研究家です。

私も料理は好きですがその中でもおつまみ作りが1番楽しく、お酒を飲みながら作るのがまた楽しみなんです。飲めるお酒の量は、若い頃に比べたら大分減ってしまいましたが、それでもおつまみ作りの楽しさは、変わらないと思います。

この本の特徴は、初心者向けのおつまみ作りのレシピ本というよりは、簡単に作れても一ひねりあるというか、裏技的な調理方法が色々と紹介されています。また各種の実験で何種類かのおつまみを作り、どれが1番ベストなのかも実験結果として公表しています。

いくつかのレシピや実験を紹介しますと、
・平日きのこバター 月:えのきブラックペッパーバター 火:しめじめんつゆバター 水:しいたけ醬油バター 木:エリンギにんにくバター 金:まいたけポン酢バター
・旬で飲む 春の焼きキャベツ 夏の焼きピーマン 秋の焼きれんこん 冬の焼きかぶ
・お酒に合う味玉は8分ゆで。6分だと柔らかすぎて10分だと黄身のうま味が感じづらい。冷蔵庫から出したてで8分ゆで。
・ザクザク8層ハムカツ ロースハム4枚薄切りを重ねて深さ1cmの油で揚げる。
・パリパリキャベツとたれ 外側:マヨネーズ+粒マスタード+醬油 内側:醬油+ごま油+辛子 中心:塩+粉チーズ+胡椒
・かまぼこは何cmがおいしい? 生なら2cm、焼くなら1cm
・冷めても衣がサクサクの唐揚は作れる? 小麦粉(大さじ2)と片栗粉(同4)でできる。
・しらたき明太 油揚げチップス(名前通りの内容)
・一口目で決まる枝豆のゆで方は? 塩分濃度5%の湯でゆでる(弱火)。
・魚の漬け、どれが1番ねっとり? 醬油+みりんよりも塩+砂糖漬け(全体に振り絡める)
・あじのなめろう、何回たたくとおいしい? 20回たたきがおいしい。
・チーズに漬物を添えて カマンベールにザーサイ クリームチーズにいぶりがっこ マスカルポーネに明太子 スライスチーズにぬか漬け モッツァレラチーズにしば漬け
・塩豚は何日目にうま味が出てくる? 5日目から出てくる。
・豚バラミルフィーユ塩角煮 豚バラを重ねて角煮風
・ピリ辛アボガド3種盛り わさび醬油・ブラックペッパー+塩+レモン・にんにく+塩+ラー油 

まだまだ他にも使えそうなレシピ満載ですが、興味のある方は是非、実際にトライしてみて、おつまみの美味しさを実感して下さい。

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