自分だけのお城

自分だけのお城。私はまだ持っていない。けど想像することは自由だ。

何もない空間、部屋に、どんな物をおいてもいい。自分の好きなものに囲まれていいんだってなると、あれ、どんなものが好きなのかな?ありすぎて悩んでしまったりする。

いろんなインテリアの写真を見たり、お部屋を投稿している人のSNSを見たり。あぁ、これも素敵、あれも素敵。ん?全部素敵だってなって、迷子になりかけたり。

そんな迷子になりかけながらも、これに惹かれているながわかってきた。
それは、おばあちゃんのお家のような、どこか懐かしくて、でもちょっとPOPでチャーミングなところがあるのが好き。

真っ新できらきら光っているような机も魅力的なんだけど、ちょっと傷があったり、錆びていたり、色褪せていたりするのが愛おしいなと思う自分がいると気づいた。

ふむふむ、古いものが好きなんだ。でも新しいものがそこに紛れているのも好き。堂々と胸を張っている古い家具たちやモノの先輩に囲まれながら、まだまだ新入りなんですと気弱そうにしている新しいものたちも憎めない。

なんだか微笑ましくて、がんばれって声をかけたくなる。

そうやって新しいモノたちが成長していくのを一緒に過ごしてい。と勝手に想像しているのが楽しい。

想像は自由だ。

まだ自分のお城を作ったことはないけど、作ることになった時はそんな想像をカタチにして自分だけのお城にしたいと思う。




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