見出し画像

「小学校プログラミング教育」 1(通算307号)

2021年1月のテーマとして、
「小学校プログラミング教育」について考えたいと思います。

「小学校プログラミング教育の手引き(文部科学省)」を読むと、
はじめに ~ なぜ小学校にプログラミング教育を導入するのか ~
に、
「コンピュータをより適切、効果的に活用していくためには、その仕組みを
知ることが重要です。コンピュータは人が命令を与えることによって動作し
ます。端的に言えば、この命令が『プログラム』であり、命令を与えること
が『プログラミング』です。プログラミングによって、コンピュータに自分
が求める動作をさせることができるとともに、コンピュータの仕組みの一端
をうかがい知ることができるので、コンピュータが『魔法の箱』ではなくな
り、より主体的に活用することにつながります。」とあります。

ここでわかるのは、
・生活の中で使われているプログラミングされたコンピュータ(内蔵)
・コンピュータをより主体的に活用していくために
というプログラミング教育導入にいたった説明ですね。

プログラミング能力の育成については、
「プログラミング教育は子供たちの可能性を広げることにもつながります。」とありますが、「にも」とあるように主の目的ではないのはこの文章からわかります。

よく言われるように、前文や「はじめに」は短い文章に大切なことが
書かれているので、読んでみるといろいろわかりますね。
今月のテーマは、「プログラミングの話」ではなく、
「プログラミング教育」となります。

続きは次回。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?