mochizukiのICT活用ワンポイント(7418回〜7424回)

7418回(6/21)スプレッドシートの共同作業

仕事上で、
・入力用のシート作成
を依頼されました。
作成の目的を確認し、複数の教室で同時に使うということで、
・Googleスプレッドシートで作成し、共有
の手法を使うことにしました。

スプレッドシートの共有が便利なのは、リンクを知っている人が
同時編集(編集者権限を設定していること)できることです。

こうすることで、一つのシート(データベース)に情報が集積できるので、
複数のシートにある情報をどこかの段階でまた集約するなどの手間を
はぶく
こともできます。

学校での利用を考えると、
・教室内
・校内
・学校間

などで同様の作業ができるため、どんなことに活用できるか考えるだけでも有効な方法といえますね。

7419回(6/22)同時編集の不思議

作成したGoogleスプレッドシートに、
・共有
→編集者権限
→リンク

を設定し、

依頼された元に送信しました。

離れた場所なので、電話で話しながら確認をお願いすると、
・他のユーザーがアクセスしているマーク
が表示され、
・他のユーザーが選択しているセルの表示
・他のユーザーが入力したデータ

が開いているシート上にあらわれます。

もちろんこちらが変更した箇所も、数秒?後に
相手に表示されているわけで。

リアルタイムで共有すると、こういったことが可能になるのだと実感しました。

7420回(6/23)MESH+Chromebook

画像1

以前Chromebook+Androidアプリが時々動作することから、SONYさんに対応してもらうようお願いしてから2年近くになり、あきらめていたところ、
・MESHハブ
・Webアプリ

の組み合わせで、Chromebookでも使えるようになりました。

安定して使うことができるのがわかりましたが、
ちょっと席をはずしていたところ、
Chromebookがスリープ状態に。

すると、Webアプリ上のブロック認識が切れていました。

再読込すると、再度ブロックの認識が始まり
プログラムも動作するようになりました。
MESHは本体にプログラムを内蔵しない教材なので、常時監視(人感センサー)などをさせるためには、Chromebookをスリープしない状態で動かし続ける(ネット接続あり)必要がありそうです。

7421回(6/24)MESH ネットオフにしてみたら

ブラウザのMESHのWebアプリ画面を閉じたあと、Chromebookを再起動。

再度Webアプリ画面に接続すると、
履歴が残っていました。
どこかに履歴を持っている、ということになりますね。

MESHハブは、一度接続したMESHブロックを記録しているので、
教室の中で混線(どのMESHブロックにつながっているのか)せずにすみますが、あらかじめ
・MESHハブ
・MESHブロック
のセット化が必要です。

次に、Webアプリ画面でプログラムを開いたまま
Chromebookをオフライン
にしてみても、
動作しました。

使う場所・使う場面によっては有効ですね。

7422回(6/25)MESH+スプレッドシート

MESHとGoogleスプレッドシートを連携できないかな、と考えたのは、
若い頃公開授業で、
・センサーで記録した一日の温度変化をExcelグラフにしてみる
という活動を生徒にさせたことを思い出したからです。

調べてみると、連携ブロックの
・IFTTT
を使うと、Googleスプレッドシートにセンサーの記録を書き出せるようなのです。

これだ!
と考えていざ追加しようとしてみると・・・連携ブロックがない。
もしかしてと調べると、MESHウェブアプリでIFTTTは今後対応予定とのこと。残念。これができるだけで活用がぐっと広がるのに。

7423回(6/26)MESHを教材として見ると

ChromebookでMESHが使えるようになり、プログラミング教材としての活用幅が広がりました。
GIGAスクール端末の半数を占めるChromebook対応は大きなことです。

いつも使うものではないので、一人一台MESHセットが必要なわけではなく
(もっともセットが高価なので現実的ではありません)
使う時間に接続すればよいのですけど。

MESHハブ・・・MESHブロック(セット)
が登録型のため、
教室の中で何十セットも動いていても混線しないのはありがたいですね。

今後対応予定の機能が早く使えるようになると、
・プログラミング教材としてのMESH
の価値が上がるのだろうと思います。

7424回(6/27)今週のまとめ

今週は、
・Googleスプレッドシートの共有
・Chromebook+MESH
について書いてきました。

前者はスプレッドシートの原案をつくったのち、
・離れた場所で同時に見る。
という場面にあたっての話です。

テレワークなども多くなってきた今、こういったリアルタイム作業のベースが無料で提供されていることはありがたいことですね。

後者はプログラミング教材
・MESH
が、GIGAスクール端末で半数を占めるChromebookにやっと正式対応したということで、SONYさんからお借りしていろいろ確認してみたものです。

まだ対応していない機能もありますが、早急に対応してほしいものです。
1セットほしいなあ。でも高いんですよね。

続きは次回(7/4(日)にまとめて配信します)。

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