mochizukiのICT活用ワンポイント(7467回〜7473回)

mochizukiのICT活用ワンポイント
7467回(8/9)アンケートのつくりかた

今年は3月、5月、7月に、
「GIGAスクール端末の導入状況について」というアンケートを
全国の先生方・教育委員会関係の方々対象に実施しました。

作成は、Googleフォームで。
理由としては、
・選択、記述の設問づくりが簡単
・作成したフォームをリンクで公開できる
・簡易集計(回答状況)がグラフ表示される
・結果がスプレッドシートに出力される
・フォームが複製できる

などメリットが大きいからです。

ずっと以前であれば、サーバ用の集計プログラムを言語で書いて設置したこともありました。それから比べると、画面で選んでいくだけで簡単にアンケートをつくることができるのはとてもありがたいですね。

mochizukiのICT活用ワンポイント
7468回(8/10)複数回回答がある場合

回答を締め切ったあと(回答終了設定にするだけ)、ボタンをクリックして出力すると、
・Googleスプレッドシート
として編集することができます。

同じ方が何度も回答している場合があるので、名前とタイムスタンプ(回答した時間は設問と関係なく記録・出力される)を比較して絞り込みをします。

・全体を選択して名前でソート
すると同じ名前の人が並ぶので、タイムスタンプと内容を比較して片方だけに絞り込むことになりますね。
そう考えると名前の回答を必須にしておくことで、データの信頼性が増します。名前がないと、何回も同じ人が回答している場合がありますからね。

mochizukiのICT活用ワンポイント
7469回(8/11)グラフの作成

集計したデータからグラフを作成する場合、
・円グラフ
・棒グラフ
の2種類を使っています。

複数回答がない場合(どれかに回答している場合)
は、割合が出てくるので円グラフ

複数回答がある場合は、
どれが多いかを示すので棒グラフ
と分けています。

作成したグラフは、新規シートに移動させてタブをつけて
わかりやすく分類します。
新規シートにすることでグラフのサイズも統一されるので資料作りにも適したものになります。

mochizukiのICT活用ワンポイント
7470回(8/12)複数回答の分け方

以前から作業に時間がかかっていたのが、
・複数回答が一つのセルにまとめて入っている。
部分でした。

何か方法はないかなと調べてみると、
Googleスプレッドシートのデータメニューに
・テキストを列に分割
という機能があり、
カンマ(, )などでセルに分割してくれることがわかりました。

これは簡単。

少なくともセルに分割されていれば複数回答を楽に集計できるなと感じました。おすすめです。

mochizukiのICT活用ワンポイント
7471回(8/13)スライドにまとめる

つくったグラフはスライドにまとめるようにしています。
理由としては、
・スプレッドシートのままだと共有しにくい。
ことがあります。

そのため、グラフをコピーしてスライドにはりつけ、他の情報とともに整理するようにしています。
・集計シート上のグラフ
・新規シートに移動したグラフ
前者はシート状にグラフがあり大きさ調整ができますが、あとで利用する際統一しにくく、
後者のほうがグラフの大きさが統一されているため、スライドにはりつけたとき大きさを揃えやすいですね。

そういう意味でも、グラフを新規シートに移動しておくことは意味があります。

mochizukiのICT活用ワンポイント
7472回(8/14)PDF資料にするのは

スライドに、集計したグラフをまとめたあとは、
・PDFとしてダウンロード
して、「PDF化」するようにしています。

PDFのほうが配布しやすい、ということもありますが、
スライドでなくPDFを、発表などでも使用するようにしているには理由があります。

・簡単に拡大表示できる。
からです。

スライドを提示しながら、ちょっと見えにくいなと感じたときにそこだけ拡大するのはなかなか難しいです。
PDFで表示していると、表示拡大するだけでよいのと、元の大きさに戻すのも簡単なので楽なのです。

mochizukiのICT活用ワンポイント
7473回(8/15)今週のまとめ

今週は、GIGAスクール端末活用に関するアンケートをとり集計した過程で気がついたことについて書いてきました。

・Googleフォーム
・Googleスプレッドシート
・Googleスライド
・PDF
という、アンケート作成から集計した資料完成までの流れが自分の中にできてきたということもあります。

また、作成していく回数が増えるにつれ、新しいまとめ方に気がついていくというのもあります。

いろいろな場面でフォームをまず使ってみるとよいですね。

続きは次回(8/22(日)にまとめて配信)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?