mochizukiのICT活用ワンポイント(7397回〜7403回)
7397回(5/31)「GIGAスクール時代のICT活用」に向けて
2015年まで毎日メールマガジン、プログで更新していた「mochizukiのICT活用ワンポイント」(7000回を区切りにしていました)。それを再開する理由は、
・子供たち一人一人にGIGAスクール端末が貸与される。
という新しい「GIGAスクール時代」に入った、ということが言えるからです。
「以前のICT活用」とは、
・先生(指導者)がいかにICT機器を活用するか。
・授業でいかにICT機器を活用するか。
などでした。
「GIGAスクール時代のICT活用」は、
・子供たちが自分のICT機器(端末)をいかに活用するか
ということが実現できるということです。
毎日リアルタイムで得た情報、考えたこと、実践のアイデアなどを提供していきたいと思います。
7398回(6/1)iPadが特別なのは
これまで、Windows,Mac,LinuxなどいろいろなOS、コンピュータをさわる機会があった中で、
・iPad
だけは特別です。
いわゆるコンピュータとは違うからです。
PCか、といわれるとそうともいえない。
タブレットというジャンルを分ければ、それに入るともいえますし。
もともとの起こりが、iPhoneが先にあったからかもしれませんね。
もっと多くの情報を見るためにiPadができた。私自身もそういう使い方をしてきたように思います。
そのため、iOSというmacOSとは別なOSがつくられてきたのでしょう。
今ではiPadOSと分かれてしまったため、Appleには、
・macOS
・iOS
・iPadOS
と3種類のOSがありますよね。今後は統一?されていくのでしょうか。
iPadはPCではなくタブレット。そう思うとすっきりしますね。
7399回(6/2)Zoomは日常の風景
オンラインで海外の先生と話をしている子供たち。
そういった風景を普通に見かけるようになりました。
Zoomを開いて、先生とギャラリービューで会話。
共有で示される資料。
私自身もこの1年間ですっかり、Zoomなどでのやりとりが普通に。
一台のPCがあれば可能、ということもハードルが下がった理由ですね。
その中で一番問題になるのが接続回線です。
もしスムーズにつながらなかったら。
やりとりの途中で画面が固まってしまったら。
それだけでモチベーションが下がってしまいますよね。
今学校でオンライン授業ができにくい理由の一つがそれ。
ここが解決されるとどんなに活用が進むでしょうか。
7400回(6/3)IDの管理はスプレッドシートで
オンラインに関するIDの管理を相談されて。
複数の場所で統一したIDのつけかた、管理をしたい、というものです。
・ログインして短時間使用するものなので、簡単な連番で。
・CSVで入出力できるようにスプレッドシートで。
という提案をしました。
スプレッドシートで管理しておけば、いざというとき、
システムとのやりとりもできますよね。
でも意外とCSVファイルについて知らない人は多いものです。
拡張子について習わない、という話を最近聞きましたが、
必要だと思いますね。
7401回(6/4)ちょっとした発想の転換
私がつくっていたスプレッドシートについて、ある質問を受けました。
・ある項目についての列すべてに「データの入力規則」をつけているが、
どうやっているのか?
というのです。
どうも、
・1行目に「項目名」がある。
・2行目より下すべてに入力規則がかかっている。
ので、どうやって選択するんだろう、ということです。
・列すべてを選択。
・データの入力規則をかける。
・隣の項目名をコピー・ペーストして打ち替え。
したのです。
「すべて」−「1行目」=「2行目より下すべて」ということですね。
同じように、列すべてを選択して、Ctrlキーを押しながら「1行目のセルだけ選択をはずす」というやり方もありますよね。
発想の転換です。
7402回(6/5)先生方は差し込み印刷が苦手
先生方が差し込み印刷ができない、という話題を見て。
自分自身、多数の送り先に対して同様の文書を出すときに使っていましたし、シール印刷でも使いましたね。
以前担当していたワープロ研修(2000年代)でも、Excelとの連携で普通に扱っていた内容なので、基本的な内容であるという感覚だったのですが、そうでもない状況のようです。確かに学校の先生方が多数の送り先に同じ文書を送る場面はないかもしれませんね。
Googleドキュメントで同様のことができないかと検索してみると、
・アドオン
を追加することで可能になりそうです。
このあたりは、もう少し研究してみたいですね。
7403回(6/6)今週のまとめ
最近の動向を見てみると、
・PCやタブレットを積極的に使う人
・PCやタブレットを避けようとする人
の差が大きくなってきているように感じます。
個人内で起きていることであればともかく、
これが学校の先生方に起きているとしたら大変なことです。
学校の先生方の向こうには、30〜40人近くの子供たちがいるからです。
すでに多くの自治体・学校で、子供たち一人一人のGIGAスクール端末が導入されています。
・子供たちに積極的に使ってもらおうとする先生
・自分が苦手なので、あまり使わせない先生
と置き換えると、わかりやすいと思います。
後者の先生方に対して、どういった支援ができるかが今の課題といえるでしょう。それは各教育委員会の役割ともいえますね。
続きは次回(6/13(日)にまとめて配信します)。
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