mochizukiのICT活用ワンポイント(7481回〜7487回)

mochizukiのICT活用ワンポイント
7481回(8/23)プレゼンテーションとは

プレゼンテーションの授業をするため、
いろいろ説明資料をつくりました。
一番最初に話したのは、
・プレゼンテーションは、スライドをつくることではない。
ということです。

ここがよく理解されていないと、
「プレゼンテーションをつくる」といった?な言葉が出てきます。
本人はスライドをつくるという意味で使っているようですが。

プレゼンテーションは、
・相手に自分の考えを理解してもらう行為

です。そのため、会話のみでも成り立つのです。

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7482回(8/24)スライドをつくる意味とは

プレゼンテーションは話のみでもなりたちます。
では、スライドをつくる意味とは何でしょうか。

会話で相手に説明するとき、
こんな感じ、とか。こういうデータがあってね、とか。
自分はわかるけれどいまいち伝わらないことがありませんか。

・写真
・グラフなどのデータ
・ポイント

など、あったほうが話を理解してもらいやすいもの
提示するのが「スライド」の役割なのです。

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7483回(8/25)アニメーションは減るもの

「アニメーションって、プレゼンテーションに慣れている人はほとんど使わないことが多いですよ」
というと、授業を習っている方々はけげんな顔をします。

授業ではアニメーションのつけかたを教えて、練習してもらいます。
でも実際プレゼンで話をしていると、私は
・アニメーションって邪魔
と感じてきたのです。
クリックしなきゃいけない。その次何がどうなるんだったかな。
見ている人も待っているなあ。など。

それよりも、スライドは出したままで、
・聴いている人たちに向かって話す。
ことに集中する
ほうが私も聴いている人にとってもよい、と。

アクセントをつけたければ、
・スライドを切り替えればよい。
のです。

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7484回(8/26)アニメーションをつけないもう一つの理由

私がアニメーションをスライドにつけない理由はもう一つ。
・印刷資料にしたとき、アニメーションは印刷できない。
からです。

スライド一覧状態で印刷資料をつくることがありますが、
そこに出てくるのは、「アニメーション前」のもの。
アニメーションして完成したスライドは表示されません。

回避策としては、
・アニメーションを解いたスライドをもう一つつくる。
印刷時にそれだけ残す方法があります。

また、私は疑似アニメーションをつくることもあります。

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7485回(8/27)疑似アニメーションとは

昨日の話に書いた、
・疑似アニメーション
とは、アニメーションのように見せる工夫です。

完成したスライドをまずつくり、それを複数複製します。
そのあと、
・後で表示させたいものをすべて削除
・1つ残して削除
・2つ残して削除
   ・
・もとの完成したスライド
とするわけです。
こうすると、一つずつ出てくるように「見える」のです。

印刷時には、もとの完成したスライドだけ残して削除した状態で
すればよいのです。

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7486回(8/28)表やグラフはExcelで

パワーポイントなどの機能で、
・表やグラフ
をオブジェクトとして載せることができますが、

データ処理やグラフ化はやはりExcelのほうが便利です。

そのため、表やグラフなどはExcelでつくって、
スライドに貼り付けるようにしています。
Officeの連携ですね。

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7487回(8/29)今週のまとめ

プレゼンテーションについて、
いろいろ書いてきました。

ときどき、
「プレゼンテーションをつくる」という方がいます。
また、
「パワーポイントをつくる」という方も。

プレゼンテーションとは、スライドのことでもパワーポイントのことでもないのですよ、というところからいつも授業を始めています。

パワーポイント以外にも、
・Keynote
・Google スライド

などいろいろスライドをつくるアプリがあり、
プレゼンテーション・・・相手にいかに伝えるかという行為
を支援してくれるツールとして活用していきたいものですね。

続きは次回(9/5(日)にまとめて配信)。

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