日本郵船氷川丸に行ってきた。
横浜にて、日本文化遺産に指定されてる氷川丸を見てきました。当時のデザインがそのまま残っているのは大変貴重です。
詳細はこちら⤵
氷川丸は日本郵船が1930年にシアトル航路用に建造した貨客船。
1920年頃より、欧米が投入した大型船に対抗して、日本も大型船を建造し、競争に勝ち抜こうと試みた。
その一つが「太平洋の女王」と謳われた氷川丸。
船名の"氷川丸"の由来は埼玉県にある氷川神社から名付けられ、船内の神棚には氷川神社の御祭神が祀られているそうな。
第二次世界大戦中は海軍病院船として徴用され、終戦までに3回触雷しましたが沈没をまぬがれています。
戦後は再び客船として活躍し、太平洋横断254回、船客数は2万5千名を越えるそうです。
豪華客船として運航されていた際には秩父宮殿下妃殿下が際乗船されたこともあることに加え、世界の喜劇王チャールズ・チャップリン、柔道の父嘉納治五郎など各界の著名人が乗船したという。
また宝塚歌劇団50名を北アメリカ・カナダ公演へ送り届けたこともあるそうで、まさに日本の誇る豪華客船の女王であったとのこと。
氷川丸のインテリアの主な部分は当時のフランスの船室デザイナーとして活躍していたマルク・シモンが、有名なアール・デコ様式で装飾を施しています。
一等船室など一部を除き内装はほとんど当時のままで残されているとのこと。
どこも丁寧に作られていますが「全体的に狭い」と同行者(167cm)は率直な感想を申し上げてました。
当時の平均身長は男性が160cm、女性が150cm前後だったはずなので、それを踏まえるとそんなことは………いやしかしそれを含めての歴史鑑賞ですね😂
氷川丸のディーゼル主機関・8680DS型
氷川丸には、 左右ふたつのプロペラを回すために、左右2基のディーゼル機関があります。
機関は、デンマークの バーマイスター・アンド・ウエイン社(B&W社)で製造され、 昭和5年(1930年)に輸入されました。
現役当時そのままに保存されております☺️
オープンデッキも凄く眺めが良かったのであわせてご紹介します☺️
土日祝日の午前10時から16時のみ立ち入ることのできるデッキで、船後部側のデッキから山下公園やみなとみらい、マッカーサーも宿泊したニューグランドも見れます。
また氷川丸では、横浜を出航してシアトルへ向かう船の様子を実物資料とエピソードを紹介してます!
本当に勉強になりました😊
また行きたいです🥺
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