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技能検定試験とは

和裁技能士(1級)の実技試験、7時間かけてやります。
内容は写真の通り。

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他の技能士は、1〜3時間くらいが多いかな。
中には、大工さんの5時間30分や
電気製図の6時間というのもありますが
おそらく、和裁が一番長いです。

検定試験のこともあって早く縫う訓練は必要です。
早く縫うのに厳しい修行がつきものです。
ボ〜ッとしていては早く縫えません。
なので、ありえないような厳しい教え方は
ある意味必要不可欠でしょう。
早く縫えることは和裁技能士を続けていく上で
収入の面でも重要です。

学校は、早く縫える生徒を多く抱えると
自ずと、学校の収入があがるのだろうなぁと思っています。
経営をしているのだから、収入を上げるのは当たり前のこと。

呉服屋も、早く綺麗に縫える縫い手がありがたいはず。
売上が上がるから。(お客様が支払うお仕立て代=和裁技能士に支払われるお仕立て代+お店側の儲けとなる手数料なので)

店も学校も縫い手も
早く綺麗にが収入を上げる、これ基本ですね。

ただし、ここでの力関係が
店=学校(仕立て所)=縫い手、と言えるかどうか。
店>学校(仕立て所)>縫い手、としか思えないのが私のひねくれた見方です。
中には、威圧的な店主、いますよね。
縫い手を下に見ている店主、いますよね。
私がご縁のあった呉服屋さんは、皆さんよい方でした。
閉店してしまいましたが…

検定試験を
綺麗に縫うことに重点を置いて
試験時間を短くしてはいけないのか?
これが私の長年の疑問です。
手が遅くても、綺麗な仕立てなら
技術に見合った対価を渡す。
そういう方向にシフトしていってはダメなのか。

こんなことを、仕事中に、頭の中で考えたりしています。
仕立てに集中しろって言われちゃいそうですね。

でも、実際のところ

「早く縫えること、それは、いったい誰のため?」

早く縫えない人の負け惜しみかな😅
思いの丈をつらつらと書きなぐってしまいました🙇‍♀️

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