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海×畑 vol.1

まっちーです。

久しぶりに投稿しますが、知識のアウトプットを兼ねてます。色々と本を読むのは良いけれども、ただ貯めてるだけだと頭でっかちになる気がするので…。まあ、そんなに読んでるわけではないんですが。笑
まとまりがないのは、いつものことなので。

1. 現代農業(2016年8月)を読んでみて。

自分がお世話になっている農家さんからお借りした本です。

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まだ完全にインプットできてないけれども、メモ的な感じで書いていきます。また読み込めたら、"vol"を上げていきます。

まあ要するに「海藻を肥料に使うと良いことばかりだぞ」ということみたいです。海藻類に含まれるミネラル分が作用をしているようで、味はもちろんのこと、防虫効果もみられるとのこと。これだけ読んでいると「某○素水」など、一般的には怪しい感じに捉えられてしまうこともあるかと思いました。

ただ読み進めていくと、意外にもそうではないと…。海藻を使った農法は、海外ではローマ時代から、日本では江戸時代から使われていたのだとか。自分が知らなかったのは、知識が足りていないのはもちろんのこと、出身が海無し県の埼玉だから(?)。そりゃ、農業経験をしていても海藻を肥料に使おうなんて思わないわけだ。話題になった「翔んで埼玉」など、海が無いから空へ翔ぼうとしているタイトルからして海に縁がなさそうです。

話を戻して、なぜここまで海藻の効果があるのかと言うと、

「ミネラル」が多いから。

この本によると「日本の田畑の多くはチッソやリン酸が蓄積し、足りないのはミネラルだけだと考えられる」と書かれています。確かに、自分がよく見る化学肥料の表示には「チッソ」「リン酸」「カリ」などがありますが、「ミネラル」という表示がないような気もします。見落としているだけかもしれませんが。

ただ、海藻のミネラルをはじめとした成分と、それが作物に与える影響については、あまり科学的に言及されていないようなので、もう少し調べてみたいと思います。

2. 実現可能性は?

大前提として、土壌に含まれるミネラル分については調査する必要がありますね。そもそもミネラル分が十分なのに海藻類を畑にまくのは無意味でしか無いので。

次に「ミネラルが足りないから、海藻をまこう!」と考えるときに問題となるのは、海藻類をどこから手に入れてくるのか。海に打ちあがっている海藻類については無主物のようなので、それを拾ってくる分には問題がないようです。

ただSDGsなどのキーワードが存在するこの世界では、漁師さんが廃棄しようとしている海藻類を貰ってくる方がベターだと思います。また海藻だけでなく魚なども効果があるみたいなので。

3. これで成功するのか?

ここまで書いてきて今思ったことは、海藻類をまくのは良いとしても、塩分過剰にならないのか、ということ。自分が活動している山元町という地域で、現在特に強く関わっている農家さんの畑は、東日本大震災の津波を被った地域だそうです。

畑が海水を被ると塩分過多になってしまい、植物も育たなくなります。詳しくいうと、土壌と植物の間で浸透圧に差が出てしまい、水を吸収することができなくなってしまうようです。だから、津波を被った地域は全体的にも植物に元気がない地域になってしまうのです。

だからこそ、海藻類という海産物を使うことは、地域によっては考え直さなければならないような気もします。

4. 結局どうするのか?

結局のところ、今結論づけたり実行に移したりするには、あまりにも情報がないということは事実。笑
焦らず、じっくりとデータを集めて見たいと思います。

久しぶりに書いて頭がこんがらがってきたので、この辺で。

ではでは〜。

<終わり>

追記:アイキャッチ画像は「wnikri」さんよりお借りしました。ありがとうございます!

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