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夜のつぶやき

人は確実に老いるものだ。
写真フォルダを、見返してはその度に
若い時の自分の顔を見て、
少し残念な気持ちになる。
人って老けるんだなと。
そういう私は、もう30になった。

振り返ると、何故か3歳の時の記憶がある。
それは特に大きなイベントではなく
日常生活の中で切り取られたフレームだ。
おばぁちゃんの部屋で、何か楽しく遊んでる。

記憶は、苦しかった時の記憶が残っている。
楽しいことも沢山あっただろうに。

きっと私は謙虚さを、良しとする考えが、
長い年月をかけて
歪んだ方向に向かってしまったのかもしれない。
というのも、
自身の幸せを肯定する力が弱いように感じるのだ。

私は幸せになってはならない。
そんなこと望んでないのに。
幸せになったら皆に嫌われるとでも
思ってるのだろうか。
そんな謙虚さは要らない。

他者はそこまで、自分を見ていないし
自分のことで精一杯。
相手に神経を使うなら本当に無駄な労力だ。

私は欲張りだ。
自分のないモノに目を向ける。
私は幸せでないと感じる。

けど、立ち止まってよく考えてみれば
人並みに豊かさはあるし、なんなら
1人で東京でやってける程には
現状、お金の面で困ってはいない。

ところで、今私は幸せなのだろうか。

とりあえず今は大いに幸せということに
しておこう。
自分にないモノ上げたらキリが無いので
あるものに目を向ける努力をする。
1呼吸置いて置かれている状況、を浮かべると
私は恵まれている、と確信できた。


なるべくストレスフリーに快適に。
私の座右の銘である。
現代社会の中で
飄々とトラブルを回避しては
自由に生きていたい。
そして私なりの幸せを見つけて
幸せになる。

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