もうさ。無理に成長しなくてもよくない?
私ね、書店が好きでして。
出先で時間が余ったらついつい本屋さんに寄っちゃう。
そこで、主に自転車とかバイクの雑誌を眺めちゃう。
そして、そんな本屋さんで多く置かれているのが
自己啓発本。
多いですよね。
「一流の頭脳」とか「仕事スキルアップ術」
「成功の秘訣」
とかね。
Youtubeでもそう。
一個そういう動画見ちゃうと、お勧めに同列の動画が沢山出てくる。
そして、つい見ちゃうの。
そこには
「行動しよう」
とか
「好きな事を全力でやれ」
とか熱くなれそうな言葉が沢山羅列されている訳ですよ。
でもね。正直言うと、もうそういう見ると疲れるんですわ。
こっちは生きているだけで精一杯なのに、「もっと成長しろ」とか「仕事が出来るようになれ」と圧力かけられてるみたい。
特に、世の中は男性に対してより顕著にそういう傾向があると思う。
思えば、子どもの頃から学業やスポーツで順位という名のラベルを貼られて続けてきた。
(今の運動会は順位をつけないらしいけど)
マラソンでは当然の様に順位を付けられ、更に勉強でも学年何位とか全国何位とかの振り分け。
それで、やる気になれる人はいいですよ。むしろそういう人の方が大多数。
でもね。そういう順位でカテゴライズされるのがキツい人もいるんですわ。
全員が全員、やった分だけ右肩上がりに成長するわけでもない。
10やって10成長する人もいれば、10やって0.1しか成長しない人もいる。
そんな人には日本の資本主義が向いていないと思う。
「老後2000万円問題」とか、「日本の経済成長率が世界最低」とかネガティブワードばかりが溢れる日本。
そういうニュースばかり流れると皆、将来が不安になって貯金しなければいけないという強迫概念が生まれる。
その結果、「その為には成長してもっと稼がなきゃ!」と無理を強いられる。
もうね。無理に成長しなくてもいいと思うんだ。
成長って心の底からの湧き出る渇望であり、無理矢理するものじゃない。
そりゃあ成長したり、行動しなきゃ経済的に苦しくなるかもしれない。
でも、今の日本は世界的に見ても物価が安いから贅沢しなければ生きていくのは決して難しいものじゃないと思う。生活保護だってあるし。
むしろ、物欲って限りがないからね。
そういった意味で生活水準あげるのは本当にお勧めしない。
ただ、もし心から
「あれがしたい」
「こういう人間になりたい」
って魂が震えた時は素直にやっちゃう。
失敗しても死ぬ訳でもないだろうし、ダメだったら自分に向いてない物が分かったって事でいいじゃん。
誰にも囚われず、しない勇気を持とう。
…って、なんだかこの記事そのもが自己啓発っぽいものに見えてきた。
あーやだやだ。自分で自己啓発を批判してるのにね。
こんな時は魔法の言葉を唱えて終わりにしよう。
おちん〇んビローーン
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