実写版『耳をすませば』鬼才を気取る物語
純愛とはなんだろう。内容が薄ら寒い。
秋口の映画館を出てちょっと寒くなった東京の空の下、私は世間一般で純愛と認識されているものを純粋に見守れない自分になんとなく疲れてしまった。
耳をすませばが純愛の女子から絶賛されてるジブリ作品と知り天を仰いだ。
この先冷静かつ冷淡な内容が続くので、見たくない人はここで離脱をおすすめする。
映画を要約すると、
小説家を目指す雫と、チェリストを目指す聖司が中学生の時に恋に落ち、聖司は単身チェリストになるべくヨーロッパへ渡る。
10年後また再会