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成長している組織。

そこでは、
管理職の誰かに、
大きな負荷が掛かっている。

能力が高い人には、
多くの仕事が集まるから、
能力以上の負荷が掛かって、
いっぱいいっばい。

一方、
社歴の長さと、
人としての信頼、
そこがポイントで管理職になる人もいて、
そもそも実力が追いつかなくて苦しんでいる。

組織内部で、
年間延べ1000名超えで面談してると、

管理職の方々は、
この2つのタイプの方を中心に、
まるでアートのような、
良くも悪くも絶妙なバランスを保っていることが
分かります。

かのWBCの日本のような、
圧倒的に心理的安全性が高く、
強敵にも臆さずに挑めるマインド。

はたまた、
言わずもがな、
真逆の状態のマインド。

前者も後者も、
いずれにしても、
その負荷の度合いが高まり過ぎると、
メンタル不調はもちろん、
時に離職するなんてこともある。

いつしか自分は、
この仕事が、
この役割が向いていないのかもと、
自己否定に陥ってしまうわけだ。

そんな姿をたくさん見て、
そして実際にサポートをしてきました。

会社組織で、
キャリア面談、評価面談を
多くやってきた自分にとっては、

社員さんが、
会社組織内で見せる顔と、
外部の僕に対して見せる顔の、
大きな違いを知っています。

オブラートに包まず言えば、

こんなに悩んでるんだ、、、
こんなにやり方を知らないんだ、、、
こんなに葛藤があるんだ、、、

誰もきちんと教えてもらったことがない。
忙しすぎて教える時間が取れない。

このままほっといたら、
どうなってたんだろう、、、
みたいなケースもある。
これが組織だし、
今更驚くことなどなく、
当たり前の状況だ。

新規出店や新規事業開発などが、
順調に見える景色の中で、

なぜだか、
社長の思いは真っ直ぐに伝わっていなくて、
社員達の気持ちがどんどん離れていくケースも、
実際にはある。

社員達が幸せになるために、
やっていることでさえも。

事業は社長や会社名がフォーカスされるけれど、
実際にほとんどを動かしているのは管理職。
その管理職の実力と人気で、
全てとまでは言わないが、
ほぼ決まる。

仕組み化が大事。
簡素化が大事。
労務環境整備が大事。
社員が喜ぶイベントが大事。
評価が大事。

僕自身も色々取り組みを、
実際に仕掛け人としても、
責任者としても、
やってきた。

だけどどうやら、
そういうことだけじゃ、
全然足りないのです。

もっと言えば、
そこは最低限の取り組みでしか無いのです。

さらに言えば、
それは、
有名企業が肩を並べる会社説明会に、
なんとか参加するための、
片道切符でしかない。

元々僕は、
どんな環境でも成果を出さなきゃいけない
コンサルティング会社にいた。
経営者以上に、
その会社のことを考えろと言われて、
育ってきた。

そして、
そんな正論を言うしかない立場の
コンサル以上の経験として、
実務家として15年の経営幹部の経験がある。
理想と現実の狭間で、
分かっちゃいるけど出来ないよ、
という状況も気持ちも、
幾度となく経験してきた。

だから。
僕にはやれることがあるというよりは、
放っておけない気持ちの方が強いのです。

それぞれのTOPが魂込めて立ち上げた事業を
必ず成功させたい。

それぞれの管理職が、
今はまだ見えない明るい未来のために、
実力と人気を手にするために。

その企業様の、
世界観や想い、
もちろん人柄に、
僕が心底共感したら。

その関わる方々が、
正しく、
そして真っ当に前を向き、
そして、
全てを自分ごととして受け入れる覚悟が
持てるならば、

僕はどんな時でも、
それがたとえ地獄だと感じる状況の中でさえも、
支えるつもりです。

管理職の実力と人気を上げる。

結果、
事業をスケールさせ、
人材の採用も上手にし、
人材流出を最小限に抑え、
それらすべてが文化として根ざし、
自走させる組織を作れる。


それが僕の仕事です。















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