見出し画像

2022-10-08(sat) In Master Piece 『IMPact!!! in HAMAMATSU』at 浜松窓枠カフェ AOZORA

久々アカペラ、久々のメンバー

RockapellaRAG FAIRのプロデューサーを務めた、幾見雅博さんのトリビュートユニットとして活動したIn Master Piece(以下IMP)。彼らが久々にライブを浜松でやるよってーことで、見に行ってきた。
場所は浜松窓枠の2階に位置する『カフェ AOZORA』。窓枠は何度か訪れた事があるが、2階に足を踏み入れるのは初。メンバーのユウキさんが袋井市出身、浜松市内の大学に通っていたこともあって、ここでのライブが決まったそうな。県内だが、自分の住んでいるところから浜松は遠く、正直迷った。だが、せっかく静岡県に来てくれるのだからと東から西への大移動を、新幹線でビューンッで到着(=゚ω゚)ノ


幾見さんも見に来たよ

プロデュースをしてきたグループが解散してしまい、作った曲が歌われなくなるのは寂しい…という幾見さんの想いを受けて「ならば自分たちが!」と、いろんなメンバーを巻き込んで巻き込んで結成されたこのユニット。この日は幾見さんも会場に遊びに来ていて、ほっこりと演奏を楽しんでいました。メンバーは吉谷アキラさん(ex.SMELLMAN・Piece of Cake)、名古ユウキさん・Maronyさん(ex.SOLZICK)、岩城慧さん(ex.JARNZΩ)、たろうさん(ダイナマイトしゃかりきサ~カス)の5名。それぞれグループでの活動は見ていたが、アキラさんだけは初めてだった。そしてコロナ禍以降、久しぶりに顔を見るメンバーばかりなのである。グループとしてはJARNZΩがいちばんよく見てはいたので、特に慧さんに会えるのは楽しみだったかな。楽しそうでなによりでした(=゚ω゚)ノイェーイ


個々の歌声

曲は幾見さんが携わってきた曲はもちろん、それぞれの曲をアカペラアレンジして披露。そのため、すごくオリジナル色に溢れたライブでした。それぞれの楽曲もかっこよくてとても満足したライブでした。
いつもは1人で歌う曲を、気の置けない、頼れる仲間たちと声合わせている様子は、こんなご時勢だからこそ、とても美しかったし、嬉しそうだった。慧さんの<首都Dance>、IMP ver.はめちゃめちゃかっこよかったですね。また聴きたい。グループにいた時は、ベースボーカル・ヒューマンビートボックス専任だったメンバーもいるが、今はソロで活動しているので全員のボーカリストとしての歌声が聴けたのも新鮮でした。

MaronyさんはIMPでもベースボーカルメインですが、自分で歌詞を書いた<reverse>という曲で歌声を披露。淡い後悔を辿ります。柔らかく切ない歌声がピッタリでした。
ユウキさんのヒューマンビートボックスは、やはりさすが!の一言だった。ボーカルについては、ソロになってからは一度『静岡あかぺら横丁』で聞いていましたが、その時より上手くなっていました。Maronyさんに次いで<夕陽のバラード>でしっとり。こちらもまた四季の記憶を辿って切なく。
たろうさんは、安定のキュートパワフル。安心して聴けます。追っかけをしていたというPhew!~の曲<アリガトウ!>をこのグループで歌い、感慨深そうでありました。メンバー(特にユウキさん)へのツッコミも忙しそうでした笑。

慧さんは、低い声のイメージしかなかったので、ピュアな歌声が刺さった。泣きそうだったよ。アキラさんは、はじめましてですが、Rockapellaの『Elly My Love』で掴まれました。めちゃめちゃいい声と歌い回し。オリジナルの<What Wonderful Girl>も、ラテンノリがかっこよかった!
アキラさんと慧さんはHearty-voxというアカペラグループで活動していたので、2人の歌声にこのきっかけで同時に触れて、確かに2人ともぬくもりある歌声だなと、いまさら腑に落ちたのです。慧さんのオリジナル曲<君の声が>で、寄り添うように地ハモするアキラさんの歌声。この瞬間がたまらなくエモかったです。


やはりアカペラはいい

ユウキさんが浜松市に縁があるという事で、街の話題や魅力が語られるかと思いきや、全国チェーンの居酒屋の話がメイン笑。「オシャレなカフェを知ってる俺('ω')」をアピールしたかった学生時代。そんなかわいらしいエピソードもありました笑。誰の共感も得られていなかったMCは、なんとも言えない空気感笑。

久々のアカペラライブ。これだけの選りすぐりメンバー。癒ししかなかったです。それこそコロナ禍で、ひとりひとりがいろいろ決断して、メンバーやグループが変わりゆくのをネット上で見ていたわけだけど、特に、この世代のグループとわちゃわちゃ過ごして来た自分にとっては、なんとも言えない日々だった。「元気だった?」って聞かれて「そうでもないかな~」ってのは、そういうこと。
来年には各地でいろんなアカペライベントが再開するのかな。その時、またIMPに会えるといいなぁ~。
そうでなくても、また静岡に来てくださいね(=゚ω゚)ノ

★このライブはこちらから配信購入できます★(10/22まで)

↓ここからセットリスト↓
(初めて聞く曲ばかりだったので曲名まちがってたらすいません)

★2022年10月8日(土)セットリスト

1.明日はきっといい日になる/高橋優
2.Elly My Love/Rockapella
3.Surfer Girl/The Beach Boys
4.Fake/In Master Piece
5.首都Dance/岩城慧
6.reverse/Marony
7.夕陽のバラード/名古ユウキ
8.I am man/たろうとkeiとギターと
9.What Wonderful Girl/吉谷アキラ
10.君の声が/岩城慧
11.Mother song/名古ユウキ
12.アリガトウ!/Phew! Phew! Live
13.Fell in your Love/In Master Piece
アンコール
1.クリスマス休戦/Rockapella

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?