こんな気持ちでnote書いてます
こんにちは。mihoです。
noteを始めて1年以上が経ちます。
何も決めずに始めたnote。思いついたものを載せ続けていたら、エッセイ漫画とイラストの投稿がダントツになっています。
どうしてこのような形になっていったのかを、創作の思いとともにご案内させていただきます。
●エッセイ漫画
エッセイ漫画をなぜ描くようになったのかはこちらです。
私は、感情を口頭で伝えるのが得意ではなく、言葉がスルスル出てこないことが多いです。そのもどかしさが創作の意欲にもつながってはいるのですが。
「気持ち」を全て言語で表現できない。言葉にうまくできない気持ちや表情があります。例えば「ありがとう」にも沢山種類があるじゃないですか。
ありがとうって伝えようとすると、泣きそうになるくらい気持ちがぶわー溢れてくる「ありがとう」や、荷物持ってくれてた時に出る「ありがとう!」。あの時は助けてくれて「ありがとう」の、しみじみのありがとう、などなど。
言葉は同じでも、気持ちが色んなバリエーションである。
LINEスタンプにすると表現しやすいんですけど「ありがとう」っていうスタンプで数パターン描けるんですよ。
子育てしていると、私の言葉の足りなさが娘にとってまずいんじゃないかと思うシーンが多くありました。
娘を愛しているけど、この想いがちゃんと伝わっているのだろうか。
言葉だけではなくハグをするとか、行動でも示しているつもりだけど。
お母さんはこんな気持ちだったよ。ということを、必要な場面で伝えれてるのだろうか。そして相手に伝わっているんだろうか。誤解や勘違いをされていないだろうか。
考えすぎかもしれないけど、娘の表情を見たり、夫からの指摘を聞くと、「伝えれてない、やれてない感」があった。
お母さんの気持ち、いちいち言わなくてもわかるでしょう、は通じない。まだ幼い子供には特に。そう感じました。
感じてることや私の視点を漫画(イラスト+文)にして伝えてみると、娘の反応はよかったし、これだったら私なりに伝えやすい形だと思い、続けていました。描いたらいつでも読み返せるし。私なりのコミュニケーションの一つになっています。
日常はあっという間に過ぎていって、子育ては楽しいけど、家事も多いし大変なことや葛藤も沢山あって。
そんな中、日常を漫画にして俯瞰すると「大変なときあるわ〜」と、ちょっと硬くなってる部分(気持ち)が、まあるく柔らかくなって、日常が色づくような感覚になったんです。
漫画を描く上で決めていることがあって
「愚痴は書かない。ほっこりするようなものを書く」と。
だからなのか、描いているとき平和な気持ちになる。
私が子供の頃のことを描いているときは、寂しさや、当時は気づかなかった親の気持ちを想像して、ちょっと切なくなることもあるけれど。
当たり前のように過ぎていく毎日は当たり前じゃない。家族との食事や、元気に帰ってくるとか、ただそーゆうこと。
だけど、自分に余裕がないときは「わかっているけど、そうも感じられてない」という時も沢山あった。
自分を掘り下げていくと、描くことで「日常って大切だよ」と再確認しているのかもしれない。娘のために描いているようで、奥の奥はそれをやりたい自分のためなんだろうけど。
娘に向けて描いているのに、なぜnoteにも載せているのか
noteに載せるのは毎回どきどきするし、なんだか恥ずかしいなと思いながら投稿している。
漫画を通して、これを伝えたい!ということは特にありません。
けれど、「読んでくれた方の何かをノック(knock)できたらいいな」と思います。
その「何か」はわからない。
読んだ人が何を感じたのか。何に反応したのか。という部分だからです。
絵が好きな人は「私も漫画描いてみようかな〜」と思うかもしれないし、
他人の出来事に興味がない人は「ふ〜ん」で終わるかもしれない。
絵を描く人は「私だったらこういう構図で描くかな〜」と思うかもしれない。
ただ暇つぶしに読むだけかもしれない。
子育て真っ最中の方は、人ごとじゃなく感じてくれるかもしれないし、子育てをひと段落した方は「私も似たようなことあったかも」と思い出すかもしれない。
家族のことを書いているから「そういえば、お母さん元気にしてるかな」と自分の家族のことを思い出すかもしれない。
なんでもいいんです。ただそれだけです。
それで十分で。
私自身が、エッセイやなんでもないような漫画が好きで救われてきたので、今度は描く側になりたいのもあって、描いてます。
●イラスト
こちらは過去に描いたイラストを載せてみようかな〜と思ったのが始まりです。
ありがたいことに、みんなのフォトギャラリーで使ってくれる方が沢山いて、想像もしていませんでした。
なぜこのタッチのイラストなのか
始めた頃は、何も決めずに載せていました。
どういうものに反応が多いのか?という実験的な視点はありました。
私もそうだけど、noteには心の内を書いている方が多いように感じます。(目に留まるものがそう多いだけかもしれないけど)
わざわざ人に言うことでもないと思ってはいるけど、心の中に漂ってるものがある。一人で抱えてるにはスッキリしなくて、なんか外に出したいんだよね、というようなものです。
そんな繊細なところに寄り添える雰囲気のイラストを中心に載せよう。マガジンの「イラスト」のようなタッチは合うのでは、と意識するようになった。みんなのフォトギャラリーに載せる前提で投稿しよう、と思うようになりました。
何も決めずにnoteを始めてみたら、エッセイ漫画とイラストを多く投稿するようになっていました。
これからもnoteを活用していきたいです。
ありがとうございます。
2019年11月
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