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なぜ今「美味しんぼ」

昭和60年1月1日初版 第1刷発行のコミック漫画(ビッグコミックス)

美味しんぼ1巻 ー豆腐と水ー

著者 作:雁屋 哲、画:花咲アキラ 

 今回久しぶりに漫画を読みました。美味しんぼのあらすじは、稀代の美食家である海原雄山を父に持つ、主人公の山岡士郎(母方の姓を使用)が東西新聞文化部の記者の同僚、栗田ゆう子と同社創立100周年記念事業として「究極のメニュー」作りに取り組むことになり、特に味に関してストーリー展開していく、ビッグコミックスに連載されており、まとめたものは小学館が発行したものです。

 漫画でこのようなくだりがありました。東西新聞社の大原社主が『秀吉が聚楽第で催した大宴会のメニューはそれぞれの文化の粋を具現し、その豪華さを物語らうものである』『ルイ王朝の残した晩餐会のメニュー』というセリフがあります。著者の細かいところまで調べており、その知識と情報がよりストーリー展開を深く読書に引き込んでくれるように思います。

現在〇〇歳の私ですが、いつのまにかストーリーの中に引き込んでくれました。『食』にかかわる内容も世界の文化や、歴史的な観点、科学的な観点とさまざまなところで興味を引かれて没頭してしまいました。

今や日本の漫画は[manga]として、いまや日本の誇るべきサブカルチャーの一つであり、オタク[otaku]も、アニメと並んで日本の文化となっています。嬉しいものですね。



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