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ETFの魅力と投資ポイント(SBIグローバルアセットマネジメント社長 朝倉氏/モーサテ20230821)

ETF=Exchange Traded Funds(上場)
つまり、取引所に上場している投資信託を指すため、一般的な非上場の投資信託とは異なる。

アメリカのETFは、直近で1000兆円のマーケットとなり、過去5年で3倍となっている。
日本のETFは72兆円あるが、60兆円は日銀が保有しているため、実質(投資家保有)は12兆円となり、アメリカと比較すると、83倍の規模の差となる。

米国のETFの種類は3000本あり、日本は300本であるため、約10倍の差がある。
そのため、どうやってポートフォリオを決めていくかが重要となる。基本的には3つの指針が重要。

⑴ 投資目的から考える
※成長投資、分配金受取、安定投資など
⑵ 信託報酬のコストは低いか?
⑶ 純資産残高は多いか?

この3つを踏まえると以下のETFを推奨。
黄色で示しているのは、配当受取が高いETFであり、米株式が中心となる。

その3つを見ていくと、組入上位業種が異なることに注目してほしい。分配利回りは、SPYDやHDVが多くなる一方、VYMはトータルリターンが多くなる。
従って、高配当のETFの中でも、特徴を見て選択するべき。

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