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復活までに1ヶ月


母になる準備(前記事)の続き。

・母になる準備  (妊娠~流産した話)




まだまだ、妊娠したことも信じられず
受け入れられていなかったのに、(ポジティブな意味)
妊娠が分かった次の日に流産するなんて、もっと信じられないし
受け入れられなかった。(ネガティブな意味)

流産した翌日からは、だんだんと悲しくなってきて
何がいけなかったのだろうと考えまくった。

栄養がなさすぎたのか、食べちゃいけないもの食べていたのか
もしかして、昨日病院に行って診察したことが
何か影響したのか(そんなわけない)
とにかく過去を振り返り、何かのせいにしたかった。

でも、11週ごろまでに起こる流産は、おおよそ母体ではなく
赤ちゃん側の原因(先天性異常など)によるもので
自分が何したから~というわけではないと言われた。


しくしく泣くときもあれば、大声で泣くときもあって
1日中クヨクヨしていた。

珍しく父からも電話があった。
内容は心に秘めておくが、励まそうとしてくれているのが
伝わってきて、また泣いた。

流産から2週間後、診察と病理検査の結果を聞きに行った。

普通の流産。

きっと病院では、よくあることで普通なんだ・・・と思った。

後からクリニックなどのHPを見て知ったが

流産とは、妊娠22週未満に赤ちゃんが亡くなること。
妊娠22週以降の赤ちゃんの死亡は死産となること。
流産の約85%は妊娠12週までに起こること。

流産は15~20%の確率で起こり、約6人に1人が経験しているということ。
妊娠していると自覚する前に流産して、気づかない人もいるくらい。
(痛みが出るのは人それぞれということなのかな・・・。)

でも、多くの女性が経験しているんだと知った。

流産してから、妊娠や体のことをよく調べるようになった。
ネットで検索していたときに
noteで、体験談を書いている人の記事をいくつか読んだ。
実は、これがnoteの存在を知り、始めたきっかけ。

書いてみると自分の気持ちが整理できて、スッキリした。

1ヶ月間、沈んでいたけどやっと受け入れてきた。

妊娠することキセキ!
無事妊婦になれること超キセキ!!
母子ともに健康に出産できること超超キセキ!!!

こんな難関を乗り越えているなんて、お母さんが強いわけだ。


そして、この1ヶ月、どんなに落ち込んでもクヨクヨしても泣いても

「むしろ、こんなことがあって落ち込んでない方が変だよ。」

と、いつまでも遠慮なく落ち込ませくれて支えてくれた彼(夫)に感謝。

落ち込んで、落ち込んでいる自分にまた落ち込んでという
負の連鎖から抜け出せたわたしは、これから人にやさしくなれる気がする。

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