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NFT市場のRaribleで絵を売ってみた

みなさんこんばんは。もうりです。
みなさん、NFTってご存知ですか?

NFTというのは、Non-fungible tokenの略です。
ざっくりいうと、”ブロックチェーン上で、代替不可能なものを表現するトークン”のことで、イメージしやすいところでいくと、
・芸術作品の著作権管理
・ゲーム上のアイテム管理
などに活用されています。
NFTを活用したブロックチェーンゲームで代表的なのが、CryptoKittiesです。
猫ちゃんを育てたり交配させて、いい感じの猫ちゃんができたら売る、というゲームです。このゲーム内で同じ猫ちゃんは一匹としておらず、猫ちゃんは全てNFTとして表現されています。

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過去最高値で取引された「ドラゴン」という名前の猫ちゃんは時価2,000万円で取引されました。夢がありますね。

Raribleとは

RaribleはそんなNFTを市場で流通させることのできるサービスです。
さっきの猫ちゃんも流通していますが、このRaribleでは主にデジタルアートが取引されています。

実際の画面はこんな感じ。

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いろんな絵が売っていますね。なんだか前衛的。
この中から作品選んでを買うと、ブロックチェーン上で取引が完了して、
所有権が自分に移転されるというわけですね。

早速絵を売る

今回投稿する絵はこちら。

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中世貴族がご満悦している絵を描きました。
早速RaribleでNFT化して、この作品をインターネットの世界に流通させたいと思います。

絵を登録する

右上にあるCreate Collectiveというボタンを押して、この画面に行きます。

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Singleを選ぶと一点物、Multipleを選ぶと、何回でも複数名が購入できる設定で販売できます。僕の貴族は一点物で今回販売します。
MultipleはETHの手数料が結構かかってくるので最初はSingleがおすすめ。

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Upload Imageから画像をアップロードします。
NameとDescriptionに作品名と説明を書いたら、価格など詳細を設定します。

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Royaltiesの部分は著作権料です。コンテンツが転売されていっても価格の10%は著作権者に入る仕組みの様子。
Set priceで値段を決めます。単位はETH。現時点で1ETHは36,000円ほどです。
あとは画面下部のCreateボタンを押せば、連携したウォレットからトランザクション手数料が引かれて、公開が完了します。色々ボタンが出るので全部ポチってください。電子署名とかができます。

反映されるまで結構待たされるので、気長に待ちましょう。
終わるとこんな感じで自分のコレクション画面に作品が追加されます。

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とうとう自分が描いた絵のオーナーとして絵を登録できました。感慨深い。

どうせなのでついでに買ってみた

Raribleもう少し使ってみたいということで、安そうでかつ残りの販売数が少ない絵を買ってみました。それがこちら。

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実際は動いてるんですけど結構怖い。1500円くらい。

買うと紙吹雪が舞います。

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良い。

購入したNFTはすぐまた市場で売り出すことができます。

感想

Walletさえ用意してしまえば利用自体は難しくないです。
これからデジタルアセットの売買はこうなっていくのか、と夢が膨らみます。
ただ、著作物などが無断で販売されていることがあり、権利関係はかなり怪しいと思いました。
このあたりは、ブロックチェーン上に登録される前にトークンや情報の信憑性を検証できるオラクル系の技術に解決が期待されますね。

ちなみに、絵を売り買いしているとRARIというRaribleが発行するトークンが週に1回付与されます。
このトークンの価値が今後上昇すれば、それだけで儲かるという寸法です。

みなさんもこの機会にぜひNFT市場を覗いてみてはいかがでしょうか。

それでは、ごきげんよう。

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