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コトバの葛籠

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日常で書き上げた詩たちの行き場。星屑のようにひとつひとつが小さく仄めいて、ひとつの星団みたいになれたらなぁ。
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2024年8月の記事一覧

捧ぐ

言葉に力を与えよう
何もできないと思っていたけれど
人類には言葉がある

言葉を紡ごう
未来のために
私のために

このやり場のない想いに
形を与えることで

一歩ずつ前に進もう
これは私の祈りであり叫びだ

どうか社会が子々孫々のためにありますように
どうか食べ物が身体のためにめぐりますように
どうか仕事が生命の豊かさのためにありますように
どうか暮らしが美しい景色のためにありますように

多く

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