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かってにおもてなし大作戦 #37 オンライン作戦会議編④「持続可能なイベント目標」

2020.07.22(水)「持続可能な開発目標=SDGs」と言いますが、このコロナ禍で、「イベントのサステナビリティ(持続可能性)」について、オンライン会議で考えてみる。

noteを読んでいる方向けではないかもしれませんが、今後、新型コロナウィルスでのイベント継続、イベントを通じた活動の参考になればということで記録に残しております。

いつもの前置きと導入

東京2020大会に合わせて、「かわさきパラムーブメント」、「英国事前キャンプ」などに関する市民のみなさんが企画する「川崎の暮らしをかってにおもしろくするおもてなし」をまちじゅうで一斉に披露するエキシビションイベント

今年イベント実施に向け動いていますが、新型コロナ中でどのようにしていくかを相談する第2回の「かってにおもてなし大作戦オンライン作戦会議」(溝の口/新百合ヶ丘)の概要をお伝えします。

今年のイベント開催以外に課題はもう一つあり、オリンピックが延期になったことで、2021年は「川崎市(行政)とstudio-L(企画会社)は、このイベントに事業として関わらない」ために、「今年1年と今後以降どうしていくのか?」をかってにおもてなし大作戦参加者で話し合うオンライン会議です。

溝の口エリア:7/20(月)19:00-20:30

【Facebookイベント】

スクリーンショット 2020-07-20 20.42.56

【意向】議事memoより

・年に1回(お披露目の場)あると、やっぱり楽しい
・誰でも楽しいのが大事。
 続けていくと新しい人が入りづらくなることがあるので
 風通しの良さや、循環が重要
・知っている人がいると入りやすいので、誰がいるかわかるといい

この打ち合わせは、各エリアで参加してるんですが、みんな「楽しかった」という言葉が出てくるんですよね。

いつも固定のメンバーが「おもてなし」をしてると新しいメンバーが入りにくいので、定期的に新しい人が混じれるイベント構成/設計が必要そうと感じています。

【継続の方向性】議事memoより

・隣の家にも水をあげる、駅の道すがらの人に挨拶してみる、
 どんなかってにおもてなしをしたか発表してみる。
・市がやっていたからよかった、
 市がこんな面白いことやっているんだ!
 というのが大きな発見だったので、行政の人が入ってくれるといい
溝の口にはグリーンバードのあとに
 「お茶会」などをかってにやることもできる。
 リレーイベントはどうか?
・組織化すると義務が生まれてしまう
・1.ひとりで出来ること
 2.グループでできること
 3.みんなでやること、と分けて考えてる
・私の「かってにおもてなし」を投稿できるようなサイト
 を作るのはどうか?
 ふらっと武蔵新城ふらっと溝の口みたいなものがあると間口が広がる
・「私のかってにおもてなし」
 「おねがい、かってにおもてなし」などを
 ハッシュタグで発信していくのもよいのでは

川崎市と「企画会社Studio-Lとやったからよかった」というのがあるのだと思います。

たぶん、川崎市だけが市民の交流を図るものを企画しても、市民活動をしてる人しか集まらなかったり、新しい人が参入しにくい障壁ができてしまう。

逆に市民だけで動くといまいち「後ろ盾(信用)」がないように見えてしまう。

今までは「川崎市+Studio-L共催」だったところが「任意団体+川崎市後援」という発想に近い?

後援といっても資金面とかを配慮してほしいわけではなく、例として「かわさきパラムーブメントロゴ」を使用させてもらうとか。

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これは無料で使えるんです。

「かってにおもてなし大作戦」自体参加者は無料でやってることなので、特殊なことをしない限りは、低予算(ワークショップ+場所確保代)をクラウドファンディングなどで運営維持費があれば、何とか回らないかな?とおもったり。(ここは個人的見解)

川崎のクラウドファンディング「かわファン」に参画して「かってにおもてなし大作戦」をやろうかなーといったのは私なので、低予算でお金を集めるという意図よりも認知度の向上として地域クラウドファンディングの活用を主としたいかなと。

川崎市に働いている人がプロボノ的にかかわってくれるのも賛成です。

新百合ヶ丘エリア:7/21(火)19:00-20:30

【Facebookイベント】

第2回_新百合

【どのように継続していくかのアイデア】議事memoより

・かってにおもてなし参加者のプロフィールをつくって、
 どんな人が参加していたか情報公開すると、
 「この人にお願いしたらいいんだ」ということがひと目でわかる
・飲み会などの定期的に集まれる場をつくる
・イベントやっていくにしても場所などのサポートがあるといい
・地域をシャッフルする。エリアを超えて会えるといい
・偶然の出会い・生のかかわり合いをいかに作っていくか
・かってにおもてなしステッカーをつくり、
 目につく状態にしておくことや子どもの関心を引くことが大事
・編集長・地域メディアをつくり、事務局を担ってはどうか。
 新しい人を誘うためにも、自分たちのモチベーションを
 維持するためにも、全地域のかってにおもてなしを発信し続けたい
・オンラインが苦手な人も参加できる場所と規模の設定

イベントをするには「場所」というのがキーワードの一つ。

「かってにおもてなし」は、まちで偶然出会った人に日常の生活の中で実施して、ちょっとうれしいようなことを「おもてなし」として実施していました。その中でも「場所の確保」を行政/企画会社がしていたところどうするか?というのは上がってきた意見の一つ。

「コロナ禍」という条件

いままでは、駅の改札を出た広場/公園などそこそこ人がいて気づいてもらえる場所での開催。屋内であってもそれなりに周知可能なコミュニティスペースなど、そこをソーシャルディスタンスが必須な世界観で、オンラインが活用可能でもオンラインだけに傾斜するとインターネットができる人だけに限定してしまうところもある。

できるだけ「誰一人取り残さない(leave no one behind)」のような万人に楽しんでいただけるような「かってにおもてなし」を私たちは届けたいのもあります。

溝の口エリアでも出た意見ではあるのですが、「かってにおもてなし」を投稿できるようなサイトがポータルサイト、SNSベースの投稿が自由なものなものを用意したうえで、誰がどこでおもてなしをしているかの開催情報を発信していくことで、小さなおもてなしからおもてなししたい披露目的なイベントまで少しずつでも「持続可能なもの」になりそうな気もしています。

そのなかで、定期的な会議体/意見交換会(雑談レベルでOK)を作って継続させてイベントの開催時期をにらみながら、地域のかってにおもてなし情報投稿を「かってにおもてなしライター/特派員」のような人が投稿するというのもいいかなと思ったり。

【参考になりそうな地域メディア・組織体】

地域メディアライターほど文章クオリティーをあげる必要はなく、「あ!これおもてなしだー」というゆるい投稿やシェアリンクが集まってくるのがベストかな?

かってにおもてなしロゴ/イラスト

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この「おかっぱの女の子」やイベントでちょくちょく出てくるイラストをシールとか子供にも身近なものにしていくといいかなという意見が出てました。シールならノートに貼ってもいいし、自身のおもてなしグッズの装飾に使ったり。

「かってにおもてなし大作戦」というイベントの認知度はまだ低いのですが、生活の一部に入り込むところとしてナイスアイデアと、そこで思い出したこと・・・

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このnoteのヘッダー画像にも使ってますが、ロゴをカード転用などして鹿島田/新城会場で今年配ってました!なので、シールにすることは許可が取れれば何となくできそう。

注:市職員や企画会社の人によく間違われますが「イベント参加者」です。

たまたま私のnoteをURLにしてますが、これを「おもてなし大作戦ポータルサイト」に誘導を変えるだけですぐに作れるものだったり。

サードプレイスの話もよく出てくることなのですが、まずは

「自分が住んでいるところをスキになってもらうきっかけづくり」

って、いいなと思っていて、それを「まちづくり」という人もいますが、そこまででもない「居場所づくり」であってほしいかなと。

【資料】意見集約

オンライン会議に参加した人たちの意見をstudio-Lの方に、集約してもらってました。わかりやすいので、画像貼り付けておきます。

第2回意見集約_PPT_page-0001

私自身は、川崎市の市民活動を中心にやってる人物ではなく、イベントに参加して、情報をnoteやFacebookに書いて楽しんでいるほうなので、普段テーマをもって活動されている方々の意見が出てきていて「いいものを残すためにはどうしたらいいのか?」という情報がかなりヒント出てきてると思います。

次回は、川崎市エリア全体の会議が8/4(火)に行われる予定です。

おまけ

以前、この「かってにおもてなし大作戦」でも紹介させてもらった紙芝居屋さんが打ち合わせに参加していたので、紹介+少額支援させてもらいました。

【クラウドファンディング】

イベントをしていた人が、コロナ禍でも何か「おもてなしできること」を模索しています。

最後に

私自身このnoteに情報をまとめて「発信すること」。その行動を

かってにおもてなし

と言っていたりします。

長文お読みいただきありがとうございました。

【noteマガジン】


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