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知らなかった子供の世界

先日行ったカフェに、キッズスペースがあり木のボールプールや黒板があって、自由に落書きをしていいとのことだったので

4歳の息子にチョークで「なにか、絵を描いてみてよ!」と促してみた。

絵を描いたりデザインの仕事をしている私にとって、自分の子供と一緒に絵を描いたり工作をしたりすることは昔からの夢で、赤ちゃんの頃からお絵かきやぬり絵を一緒にしたり、興味を持つような絵本を与えてはいたけれど、当人はそこまで興味を示すことなく、うまく描けないと泣くだけ。すぐに飽きて他のおもちゃであそびだしたり、保育園から持ち帰ってくる工作や絵も、特に上手と言えるものではなかった。ぬり絵なんて、塗ってない。絵の中に色の線を引いている感じ。。。彼なりの独特な感性があるのかなぁと思っていた。興味がないなら無理にやる必要ないかなと、気にせずにいた。

だから、こんな大きなキャンバスを与えたこともなく、おそらく大きな絵も見せたことがないと思う。

躊躇することなく本人が電車を描くと言い出し、ものの5分くらい?でこのダイナミックな電車の絵を描いた。想像をはるかに超えた出来栄え、ダイナミックで可愛いらしい電車を目の当たりにして、私は言葉が出なかった。

周りには旦那もいたし、ランチを楽しんでいる人もたくさんいたからあまり騒げなかったのだけど、本当に感動して涙が出そうになった。

「すごいよ!すごい上手いじゃん!!ママ、びっくりしたよ」

とだけ伝えると、息子は照れたように笑っていたけど、嬉しそうだった。

私の知らないうちに、こんな素敵な絵が描けるようになったんだね。毎日家事に追われ、一緒に絵を描く時間も作ってあげられなかったことを後悔した。これはたまたまうまく描けただけかもしれない。でもこの時の感動を忘れないで、これから子供の世界観を見守って伸ばせる部分は伸ばしてあげたいなと思う。

それに

大人になってイラストレーターやフォトショップでカチカチっとしたイラストばかり描いている私にとって、このラフな、計算のない線が描けるということに嫉妬した(笑)きっと私にはもうこんな人を感動させる絵は描けなくなっているような気がする。






電車大好きな息子といただいたサポートで、電車に乗って行けるだけ遠くに行きたいです。