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「世代を超えて愛される」スターウォーズ

先週ついに「スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け」を観に行った。

スターウォーズと言えば、世界中で人気の長編SF超大作である。1978年に日本で第一作が公開されてから40年以上を経て、今年ようやく全九部作の完結を迎えた。完結までに40年。純粋無垢な子どもの頃にそれを観た人も、今では50歳前後で管理職クラスのおじさんだ。

ぼくが小学生の頃に観たのは四作目となる「エピソード1」であった。そこから考えても20年...。あの頃は、宇宙そのものにロマンを感じたし、そこで繰り広げられる大迫力の空中戦や、光るライトセーバー、愛嬌いっぱいのアンドロイド、ヒトと共存する謎の生き物たちに夢中になったものだ。

そんなことを懐かしみながら、いざ、映画館へ。シアターに入ると、観客の年齢層の広さに自然と目がいった。やはり20年、40年と作品を想い続けて観に来る人たちがたくさんいる。もちろん若い人たちも。エピソード4から6が青春であった人たち、1から3が青春であったぼくら、そして、7から9が青春真っ盛りの人たちが一堂に会している。開演前からしみじみとした気持ちになった。

いよいよ、映画が始まった。スターウォーズといえば、オープニングロールである。あの誰もが知っている音楽とともに物語のはじまりが紹介され、高揚感がMAXに。これだよ、これ。その後は150分があっという間で、多少強引な展開はあれど、これまでのスターウォーズ要素がフルコースで提供された。最後にふさわしい極上のファンサービス!(詳細は映画館へ)

きっと、なかには「エピソード4-6に比べて...」「エピソード1-3に比べて...」などと語りたがる評論家もいるだろう。しかし、ぼくからすれば比べること自体がナンセンスである。反ファシズムだ、ジェンダー意識だなんだと社会的なメッセージをあれこれ想像することも大して意味はない。スターウォーズはいつの時代に何を見ても「スターウォーズ」なのだ。

本作を観て、改めて思った。「世代を超えて愛される」をこれだけ体現している作品はほかにない。この愛され具合は、老若男女のファンだけで、一つの経済圏ができるのではないかと思えるほどである。一体何がこれだけの人を、これだけの長い間、これほど強く惹きつけるのだろう。

最近ではデジタル化によって価値の源泉がいま一度見直されているが、「スターウォーズ」の魅力を分析・考察することで、いつの時代にも当てはまる普遍的な価値が見えてくるかもしれない。

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