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派遣関連のTips

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派遣という働き方にはいろいろあるので、知っておいた方がいいこと、その中でのキャリアサバイブなどを発信しています。
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退職代行を利用されることが多い企業

退職代行会社モームリが、利用者15,934名分のデータ・利用された企業情報を公開した。画期的な報告であり、ここに詳らかとなった課題を該当の会社は自ら回収しないといけないと思う。 複数回利用された企業ランキング私の考察個人的には、新卒以外は、あー、あるある。って思う記述が多かった。 どこにでもある現象だけど、派遣会社で多いのもうなづける。だって派遣先の企業の数も、派遣する人数も多いから、総数は個社より必然と多くなる。 ただ、同業界で働く私の周りで使われたのは、まだ聞いたことは

派遣登録者の時給の上げ方について

派遣といっても登録型のスタッフィング(主に事務方)系と、技術・専門職系の派遣会社の正社員の大きな違いがあり、今回は前者の話。仕事を積極的に進めて、時給を上げたい人に向けて「コツ」を伝えたいと思う。女性に多いが、「あの社員より私は出来ている!」という感情過多な言い方になると、「苦情」になりやすいので、正攻法をベースに「提案」に変えよう。 適切に計画的に前提として、企業に単価請求をあげる交渉をするのは、営業の仕事(定期面談している担当者)なので、あなたが単価を上げるにふさわしい

技術系派遣社員の戦い方

ここでの「派遣」は、派遣会社に「登録」している人じゃなく、「正社員」として雇用されている「技術系の職種」の人を指す。その戦い方について、少し書いていこうと思う。 戦うとは戦うとは何に対して、どういう勝利を指すのか?であるが、上位概念で翻訳すると、所属の会社に貢献するということであり、そのためには他者より秀でて売上を上げ、それができれば権限を持てて(出世)、さらに大きく会社を動かしていけるための戦い方である。これを前提に書いていく。 上記以外に、派遣先(大手企業)の正社員に

4月から労働条件の明示ルール変更

【主訴】あらゆるビジネスパーソンは、各省庁のHPを見よう! 労働条件明示のルールが「改善」されたよ!転職活動中、求人票を見てイラっとしたことは無いだろうか。 「月35h固定残業代込み?え、じゃ基本給っていくら?」 「経験値を考慮だけで、初任給しか書いていない!」 「年代別のモデル年収が無くて、伸びしろも残業時間も分からん!」 応募しても辞退するレベルの給与なら、かけた時間を返せ!と言いたくなるだろう。最悪、入ってから貧乏くじ引いた…と気づくケースもある。 不幸な例だが、友

派遣といっても

noteのトップページには、自分が書いた+読んだ記事のハッシュタグに準ずる「興味・関心のある記事」が並ぶわけだが、私のには「うつ」「転職」「派遣」で占められている。キーワードからネガティブな内容が多い…と思う。「ビジネス系」より「日記系」だから仕方なけど、「当事者」には気持ちが上がらないループに入って、憂鬱になってしまう。 さて本題の「派遣」は、隣の人は何を思うのかと、つい見てしまうのだが、モヤっとしてくる。もっと事前に業界のこと・仕組みを知っていれば、その不満は少なくなる

派遣という働き方-001 その前に

派遣業といっても、どのポジションかで、見え方が全く違う。それを派遣される側として、感じたことをつらつら書いていくシリーズです。今回は上図の営業とエンジニアの関係と、派遣という働き方を選ぶ前にやること・考えることが中心です。 常々思ってたテーマではあるのだが、上記のXの投稿の循環図を見たことと、営業の人が顧客(企業)と自分のことしか見ていないような、またエンジニアを軽く下に見ているような投稿をみて、モヤっときたのがきっかけでもある。 この業界は、営業⇔企業、キャリアアドバイ