胃の不調からの回復過程(消化器内科 6回の通院記録)



<消化器内科 1回目>


前回の日記の続き) 症状が始まって4週間弱で、病院へ。 ★ネキシウムで悪化する事があると伝えた所、「ネキシウムが効かないのは胃炎や食道炎ではないといことだろう。胃の働きが弱まっているせいだろう」とのこと。
★ガスモチンと六君子湯が処方された
。始めの内は食前に飲んで、良くなってきたら、食後に胃もたれした時だけ飲むのでも良いとのことだった。

胃カメラは5週間待ち。この時点で別の病院を探せば良かった><


後で知った事だが、病院によってはその週の内に胃カメラを受けられる。
結局、もらった薬を服用しても、ヨーグルトや蒸しパンですら胃もたれ。最初だけは効果を感じたが、それ以上は良くならなかった。胃カメラで調べないまま、あてずっぽうで薬を処方されているだけではどうにもならない。その間にさらに悪化した。

<消化器内科 2回目:胃痛も加わる>

症状が始まって5週間。薬を飲み始めて、少し良くなるも、すぐに元に戻った。胃痛も起き出した。
胃の調子に合わせて消化の良いものを食べて、必要に応じて薬を飲むという地道な方法しかないとのこと。

★食後に胃もたれした時のためのナウゼリンも追加で処方された。ただしナウゼリンは胃痛にはあまり効かないそうなので、胃痛には市販薬を使う事にした。
★ネキシウムの話も出た。結局処方されなかったのだが、翌日、食前・食後の胃痛が悪化したので、手持ちの胃酸を抑える手持ちのネキシウムを飲み始めた。(この時、胃痛を伝えていたし、ネキシウムが効いた事もあると伝えていたのに、なぜ処方されなかったのか謎。かかりつけ医師への不信感が高まった。)


<消化器内科 3回目:ネキシウムで大幅に悪化>


2回目の3日後に急遽病院へ。
ネキシウムを自己判断で飲み始めているが、続けて良いのかたずね、使い方を聞いた。
・10㎎を1日2回、調子が良くなってきたら1回。
・ガスモチンや六君子湯、市販の胃薬との併用もOKとのこと(追記:パンシロン、百草丸、セルベール、スクラート、タナベ胃腸薬ウルソのいずれも可)。

「胃もたれが中心だったからガスモチンだけにしていたが、胃痛も加わったのでネキシウムを飲むのが良いだろう」とのこと。
…だから前回の診察時にも、胃痛が出てるって言ったのに。

この後胃の調子が悪化。後で思えばネキシウムが合っていなかった。最初だけ調子が良くなったとしても、その後不調になったなら、薬をやめてみる必要があった。1週間飲み続けてしまったので、胃痛が悪化してまともに食べられなくなった。おかゆとパンに消化の良いものを組み合わせる生活。少ししか食べられず、栄養不足による体調不良がひどくなってきた。
【当時は栄養補助食品の存在をまだ知らなかった。メイバランスやメイプロテインがおすすめ。】

<消化器内科 4回目:他の病院に行ったら、ドグマチールを初めて処方された>


症状が出て6週間。栄養不足で体調が悪すぎる。このまま胃カメラの日まで耐えるのは無理。
他の消化器内科に問い合わせた所、今週でも胃カメラを受けられるとのことだった。

【教訓】胃カメラを受けるのに何週間も待つより、他の病院に変えて早く受けた方が良い。その方があてずっぽうではなく、胃の調子に合わせて服薬できる。


そしてこの新しい病院に行ってみた所、「これまでの薬が効いていないという事は、おそらく精神的なものから来ているだろう。ドグマチールが経験上、そういう時に効く」とのことで、ドグマチールが処方された。

これまでの薬を全部やめてみて、どのぐらい食べられるか試したら、ネキシウムを飲んでいた頃より良くなってきて、ネキシウムが合っていなかったとわかった。
そしてドグマチールがとても良く効いた。最初朝夜の1日2錠飲んだらひどい頭重とだるさで仕事を休む状態になっので、夜1錠にしたが、眠気が強いのと不正出血が出て1週間後には貧血気味になった。(後で思えば量を1/2錠以下に減らすと良かった。)

<消化器内科 5回目:リーゼに変えたら副作用でえらいことになった>


ドグマチールで不正出血が出ていることを伝えたら、リーゼに変わった。
リーゼは安定剤。寝る前に1錠を処方されたが、用心して1/2錠にした。これで食べられる量がまた増えたが、すぐに頭打ちになった。
また1錠にすると食欲不振と胃もたれで食べられず、寝る前に1/2錠でも連続して飲む内に体内での濃度が高まったのか、胃もたれが悪化する時があった。もっとごく少量で1週間ぐらいならよかったかも。
また、極度に疲れやすくなっていった。その前から疲れやすかったので栄養失調が悪化したのだと思い込んで、リーゼを飲み続けてしまった。
飲み始めて約2週間後に、もしやリーゼの副作用の「易疲労」ではと思ったものの、確信が持てずそのまま飲み続け、その後急激に疲労感が悪化。立っているのも、物を少し動かすのもひどく疲れてしんどくて、死を意識した。
後で思えば、もしやと思ったその時にすぐ、リーゼの量を減らしておけば、それ以上の疲労の悪化を防げただろう。
この後リーゼをやめたら、3日ぐらいでひどい疲労は治り、次第に別人のように元気になって行った。


<消化器内科 6回目:薬の影響が出すぎる自分の体質を分析して、自力で薬を調整する>
胃の働きを良くするガナトンと、抗うつ剤のジェイゾロフトが処方された。別記事で書いているように、
ガナトンは副作用で疲労感がひどくて飲めず。
ジェイゾロフトは1回、半錠だけ飲んだだけですさまじい副作用が起きたが、食欲は増進したようだ。

その後これまでの経過を自己分析して、自分にあった薬を自己判断で選んで、自力で治そうとするようになった。




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