私の『仕事』と『プライベート』

以前の投稿に関連して、未だスッキリしていなかった自分の感情について、ブログに残そうと思う。

遡ること1ヶ月程、なんとなく不明確な悩みが重なっていた。あまり考えないようにしていたことや、考えてもどうしようもないって開き直っていたこと、結局悩み疲れて友達に頼ったこともあった。そんな1ヶ月を振り返った時に、ふと気づいた。『私は、自分の意思を見失ってしまった時程、情緒不安定に陥る』ということ。自分の中の「分からない」から脱出するため、あれこれと模索する期間。今回の私の失敗では、『私にとって仕事とは？』の答えを見つけるために必死だった。事の発端となった会社の飲み会だけど、飲み会とはいえ仕事は仕事。めちゃくちゃど平日に開催される点においては、私も最初は驚いた。ただ、これが今の会社のスタイルなのだと受け入れたことで、私の中で否定的な考えは無くなったのだ。どれだけ飲んで話して遅くなろうが、翌朝出社出来れば何も問題無いと思っていた。1人暮らしの時は、それが出来れば誰にも迷惑かけていないと自負していたのだが、今回の彼の言い分を聞いた時、私の考えを改めるきっかけとなった。

正直なところ、会社の飲み会で帰りが遅くなることは今回が初めてではなかった。(それでも、日を跨いで送ってもらったことは初めてだった。)同棲後からカウントすると、飲み会自体は2回目で、前回は遅過ぎない時間に帰ってきた。今回遅くなったのには、私なりの理由があると思っていた。でも、なら逆に次回以降、確実に早く帰る自信がある訳でもないと思った。そこで私は初めて、その理由や目的を探し始めたのである。私にとって会社の飲み会に参加する意義や、彼氏の言い分に勝る程の目的について整理したいと思ったのだ。自分の今回の選択を肯定する考え方もあったのだが、本当にそうなのか？と自問した結果、納得する結論にやっと辿り着いた。それは、私にとって仕事とは、『例え人間関係や経験を大事にしようと思う気持ちであっても、どこまで行っても仕事は仕事』という1つの価値観である。私が今の仕事を選んだ理由と直結するが故に悩んだのだが、他にも大事にしたい理由があるということを再認識した。派遣のポジションであることをプラスに考え、将来的にプライベートとのバランスを保って仕事をすること。今はまだ同棲だけど、その段階ですら彼の仕事に支障を来すような私の生活は、間違いなくバランスを保っていない。私は、仕事とプライベートに対する生活的なバランスを重視するあまり、人間関係に対する気持ちのバランスが曖昧だったことを自覚した。どちらの面においても、プライベートが成り立つことが絶対条件だという考えから、私は今の仕事を選択したのだ。知り合いの仕事含め、その他自分の都合も全て。基本的には、彼と私の2人の生活が大前提に大切なのだということに気づかされた。会社の人間関係や経験とはいえ、それは、仕事があって成り立つもの。仕事が成り立つ為には、プライベートの生活が安定してることは絶対条件である。2人で生活している今は、(私個人の価値観としてだが、)2人共に安心して生活出来る環境が何よりも大切だ。という結論に至ったのである。

今回の失敗から私は学んだ。次回以降の飲み会に参加する気持ちが、少しは明確になったはず。また、今後似たような場面に遭遇したとしても、今回の失敗を必ず活かしたいと思う。『自由』という認識を改め、私の中の本当に大切にしたい気持ちに沿った生き方をしたい。もし、瞬時の判断が難しいと思うことがあったとしても、それ相応の理由や対応が自分の責任であるということを自覚を持って生きたいと思った。まだまだ考えが浅く、失敗に繋がることを起こす可能性は、正直なところ否定できない。これまでだって、色んな失敗や価値観の違いを乗り越えてきたから今があるのだ。だからこそ、2人の関係性に縛られるのではなく、自らが望んだ気持ちを常に大事したい。そしてその選択に責任を持つ事が、将来的には結婚や、それ以降のライフスタイルの変化に繋がるのかな？なんて思ったりする。今はまだ同棲とも言えるが、私としては、そんなに遠くもない将来の夢を、それ相応の覚悟を持って現実にしたい気持ちが強くある。『仕事』と『プライベート』の価値観について、改めて考えるきっかけになったことは間違いない。と同時に、私が本来望む未来に近づくための方向転換が、少しは出来たのではないかと思う所もある。失敗を失敗で終わらせることなくそこから学び、自分の望む方向へ修正すること、乗り越えて更なる幸せな人生にしたい気持ち。そんなことをブログに残して、いつか振り返ってみたいと思う。