約8年目の電動アシスト付き自転車に思うこと
この時期に電動アシスト付き自転車に乗って街を走っていると思う。
電動自転車がなければ私は育児できなかったと。8年前のこの時期は、長男の耳に耳垢が溜まりに溜まってそれを自力でとることができず、家から10キロ近く離れた小児耳鼻科を掲げている耳鼻科まで月に2~3回通っていた。まだ次男も小さく、幼稚園に入る前だったので二人を連れて耳鼻科通いは本当にしんどかった。電動アシスト付き自転車万歳。
電動アシスト付き自転車はその名前の通り、自転車にバッテリーがついて、走行をアシストしてくれるもの。
2012年前後から子供乗せのついたママ向けのブランドがいくつかデビューし、電動アシスト付き自転車市場がとても盛り上がった。
それまでの電動アシスト付き自転車はほとんどが普通の自転車にアシスト機能が付いたもので、子供乗せのための機能が満載!といったものではなかったし、子供乗せが付いた自転車といえば普通のイオンなどで売っている1~3万円前後の自転車を使っている人が多かったように思う。
電動アシスト付き自転車を購入するまで
一番最初の子乗せ自転車はイオンで購入した二万円ほどの子乗せ前かご付き自転車だった。長男が小さいうちはそれでもよかったのだが、次男が生まれ、長男が思ったよりも大き目な男児へと成長してくにつれ、自転車では危ない場面が増えてきた。
前かごに次男、後ろに15キロにもなる子供を乗せた自転車を人力のみで走行する場合、出だしからとてつもないパワーが必要になる。そこそこのスペースがないと、一気に踏み込めなくてよろついてしまう。信号待ちのときなんかは、風にあおられただけでバランスを崩しそうになることも。特に26インチなんて買ってしまったものだから、私の身長150センチちょっとからしたらなおさら自転車の扱いが高難易度なものになってしまったのだ。
そんなわけで私は2012年の10月に電動アシスト付き自転車を購入した。ブランドはブリヂストンのbikkeのホワイト。まだbikke2すら出ていないころだった。
写真の日付を確認すると2012年10月になっている。長男はまだ幼稚園。真っ白な車体がまぶしい。
小径タイプだったので、小柄な私でも子供を乗せ下ろしするのが楽なことが決め手。ただ前乗せはまだ出ていなかったので、あとから次男用の前乗せを購入して取り付けてもらった。
周りの心無い人からは「電動自転車って正直甘えだと思う」などの冷たい言葉をかけられたこともあるが、私は自由に使える車を所有していないので、夫のいない日の移動手段は徒歩か自転車の二つに一つ。自分でいつでも運転できる人にとって、私の移動手段に電動アシスト付き自転車が加わることが甘えになるのかと当時はびっくりしたが、その後別のママさんが電動アシスト付き自転車を買った後、その人は手のひらをクルックルに返して電動アシスト付き自転車をほめていたので、気に食わなかったのは私なのだろう。
バッテリーがそろそろ寿命?
こうして八年間bikkeライフを満喫していたのだが、最近なんだかbikkeの力が弱い。強い/標準/オートエコとパワーが三段階になっているのだが、フル充電でも標準ではパワー不足を感じてしまう。
もともと電動アシスト付き自転車のバッテリーの寿命は3~4年といわれている。購入した3年ほどはほぼ毎日乗っていたものの、年齢を重ねるにつれて健康のために近場なら歩こう!とウォーキングも取り入れたことによって、ここ3~4年は週に1~2回程度の出番になっていた。とはいえ、8年経っているんだから当たり前のようにバッテリーの寿命が近づきつつあるのだろう。
子供たちはもう中学生と小学校高学年なので、正直今から三人目でも生まない限り子乗せ自転車というものはもう必要がない。いまだに前乗せを外さずに使っているのは、米を乗せるためだ。5キロのお米がぴったり入るサイズの前乗せ。すごく重宝している。できることならまた買い替えてもこの前乗せだけはつけたままにしたいと切望するほど。
ちなみにバッテリーのお値段は
なんと互換性のあるバッテリーが生産終了しているものも多く、選択肢はあまりなかった。
今のうちに購入しておくか、いっそ新しい電動アシスト付き自転車を購入するか、非常に悩ましい。
bikkeのデザインが本当に好きなんだけど、子乗せを外してカスタマイズしようと思うとお値段が上がってしまう。
前かごやフレームのマットな質感とかすごく好みなのに。bikkeの子乗せなしタイプが欲しいです。
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