見出し画像

KAZU日記Part5!夢が叶った話

ひと言目に何を書くか悩みましたが、書きます。
みなさん30年越しの夢叶いましたよ。

小室哲哉さんの撮影をしました♪
僕と小室哲哉さんの音楽との出会いは小学生の時に聴いたTM NETWORKだった。

その後、中学生の時に初めて買ったアルバムがtrfの「BILLIONAIRE」だった。
その時から小室サウンドは全て買った。
trf、渡辺美里、globe、安室奈美恵、鈴木あみ、dosなど数え切れない数のCDが今でも実家や僕の家にある。(母ちゃんが捨ててなければ)

trfのシングルCDを片手に写真を撮るぐらい小室freaks

アルバイトのお金は全てCDやライブで消えていった。
そして1995年に万博記念公園で、小室ファミリーが勢揃いをした野外ライブが行われた。
総観客総員数6万人のLIVEだった。
僕にとって夢のLIVEだった。
その時に初めて小室哲哉さんを肉眼で見た瞬間だった。

学校にもtrfのシャツを着ていくぐらい大好きな少年小中村

なんとも言えない感情が当時の小中村少年にはあったことを今でも覚えてる。
小室哲哉さんって人はこんなに大勢の人を集める魅力、そしてこんな素晴らしいアーティスト達に尊敬されて囲まれている小室さんは眩しすぎた。

そこから今まで以上に小室哲哉と言う人に魅了されていった。
そしていつも聴く曲は小室哲哉さんの作った曲以外聴かなくなった。

その当時はtrfさんのLIVEに行くのが1年に一度の目標でアルバイトをしていたような気がします。
初めて行った東京ドームも1995年に行われたtrfさんのLIVEだった。

そんな思いをずっと持ち続けて、社会人生活を送りました。育成騎手をしていた時代は鈴木あみやglobeさんと言ったように、今でもラジオとかでその時代の曲が流れるとその当時を思い出します。

カメラマンになってからも、いつかカメラマンとして腕を上げて小室哲哉さんのLIVEを撮影出来るぐらいのポジションまでのし上がりたいと思いながら、スポーツ写真を撮り、プライベートでTM NETWORKの全国ライブや小室哲哉さん単独LIVEなどを先月も行ってました。

当然この30年以上ずっと小室ファミリーに曲しか聴いてこなかった僕は偏っているとは思いますが、イントロクイズは誰にも負けません 笑

そして2月ごろに昨日行われた、ごぶごぶフェスのカメラマンオファーが来て、夢の舞台への一歩を踏み出せました。
正直、その時はまだ小室哲哉さんを撮影出来ると言う高揚感よりかは、LIVEの撮影を行うといったモードであまり実感はありませんでした。

あとあまり考えすぎると良い方向に進まない傾向も自分でわかっているので 笑
と言ってもLIVE、2週間ぐらい前になったら急に不安とプレッシャーで押しつぶされそうになって、冗談ではなく本当に毎日撮影の事が夢に出てくるぐらいでした。

そこで自分自身もういつも通り振り切ろうと思い、いつも髪を切っていただいてる美容室に行き小室哲哉さんのロゴを髪の毛で再現してくれってお願いをして、これで小室哲哉さん無反応だったら、縁がなかったんだろうなって思おうと割り切りチャレンジした髪型がこちらです。

赤文字でTKロゴを再現


良いイメージもなく前日会場に足を運び撮影手順など確認しに行ってダウンタウン浜田さんにご挨拶をしてたら、そこになんと急に現れたのが小室哲哉さんでした。

最初はLIVEで会うかの様な感覚で、あっ小室さんいるーーーって感じだったのですが、楽屋も何故か僕の楽屋の隣で、だんだん近づいて来て近い近いって思ったら、最初にこの髪型に気づいたのが、小室さんのマネージャーさんがみんなビックリされて、オフィシャルカメラマンさんがこんないっぱいアーティストがいる中で、小室推しで大丈夫ですか?
って気遣って頂いたのを覚えてます 笑

サッカーの話を僕と小室さんはしていたみたいです

そこから何を話したかマジで覚えてないんです。
アシスタントを連れていって、後に聞いたらKAZUさんがあんなにど緊張してるの初めて見たし、正直何言ってるか全く意味不明でしたよって。
けど小室さんは優しくサッカーの話をKAZUさんとしてましたと言っていて、最後に小室さんサイドから良かったらその髪型一緒に写真撮らせてもらえないですか?言われて一緒に撮影をしました。(本当に覚えてない)

当然、アシスタントが撮影したので、髪型がTKロゴが一切写ってないツーショットだった。
僕がど緊張をしていてかつ、目の前に有名人がる事にアシスタントも撮っていいか悩んでいたみたいです 笑

僕はこれでも十分満足だし最高に瞬間だった

ツーショット撮影後リハーサルだったのですが、完全に浮き足立っていたんですが、ステージに上がった小室さんを見た瞬間、僕に急にスイッチが入った様で30年越しの恋が実ったのに、ここで自分の100%を出さないでいつ出すんだと思いカメラマン小中村は必死にシャッターを切り続けました。

で、出来上がった写真がこちらです。

自分が撮影したとは思えない

いいか悪いかは別として、人生で1番緊張して撮影したし、人生で1番最良の日だったのは間違いない。
だって夢が叶った瞬間なんだから!
その上に誰もいないリハーサルで、僕に向けてピックを投げてくれて思わずシャッター切らずに取りに行っちゃいました。(これはマジでプロとして失格だけど許してくれ)
けどそのピックを投げる瞬間をアシスタントは撮ってました 笑

photo purosangue/Yoshimura

なんだか夢の様な時間は一瞬にして過ぎ去ってリハーサルは終了した。

翌日のフェス初日は小室さんの出演予定はなくオフで、音響スタッフだけが来ていて声をかけて頂き、話をすると小室さんの周りには小中村さんの様な髪型をするスタッフとかいないから、めちゃくちゃ昨日は喜んで夕食の時も話をしてましたよって言って頂き、スタッフさんが撮った髪の毛ロゴと小室さんとのツーショット写真をいただいてビックリしました。

その写真がこちら

小室さん僕がわからないのをいい事に近すぎるのよ

自分では小室さんがこんな近くに寄り添っていたなんて全く気づかずです。
これ家宝決定です。

冗談でもスタッフから憧れの存在の方が上機嫌で喜んでいたと言われたら誰でも嬉しいよね😆

自分のモチベーションはMAXにここでなりました。
感情のコントロールもなかなか難しかったです 笑

そして29年ぶりに復活するH Jungle with tが出演する当日を迎えました。
スタッフから小室さんは17時会場入りだと言うことだけ聞かされていて、それまで何とか集中して浜田さんの密着撮影をこなしておりました。
SixTONESの出番終わりぐらいに小室さんが、楽屋入りして浜田さんにご挨拶をしに行った時に僕は再会したのですが、今日もよろしくねって言われた🥰
はい!普通に幸せでした。
その一言を頂いたことで人に優しくなれると思いました。

あと本番前に楽屋でサッカートークをして、僕に小室さんもリラックスして本番に挑む形に結果としてなりました。

普通、本番前に話できないのは理解してます


29年ぶりの最高の舞台に!
僕は初めて小室哲哉さんを肉眼で見たのが29年前のこの場所!
そしてそこから29年後に同じ場所で再会し、お互いにプロとして同じ舞台に!
本番前最後に、スタッフ含めて皆がリハーサルの写真を見て、想いがのった作品は凄いねって、これからもよろしくお願い申し上げますって言って頂きました。
カメラマン冥利に尽きます。

本当に直前に言われたことで、気合いが入り本番を迎えました。
不思議と本番は、LIVEを楽しみながら撮影している自分がいて何なら歌っている自分もいた。

本番のピック投げはちゃんと撮影したよ。。。取りに行きたかったけど

そんな中でも小室哲哉という被写体の最高の瞬間を模索し続けながらの撮影にはなった。
雨も降っていたこともありリハとは全然違う環境下で最高の瞬間をなかなか見つけられなかったが、最終的には被写体が良すぎたため良い作品が出来たと思う。

雨が似合うなぁ

最高に楽しい時間を過ごさせて頂き、フェスの予定を全て終えた。
やりきったと本当に心の底から思えたフェスだった。

何より小室哲哉さんと同じ空間で、一緒にいれた事、そして撮影できた事、全てが最高です。

最後小室さんが会場を後にする時に、次は一緒に仕事しようと言って頂けた事、嘘でも嬉しかった。
2日前に人生最良の日を迎えたのに、2日後に更新されました。

人生何があるかわかりませんね。
けど自分のサインにもいつも書いてますが、夢は叶います。

そして最後に小室さんからサインも頂き全て終了した。

KAZUとカメラのロゴ最高です

あくまでも今回は小室哲哉さんとの出会いであり、これから長く良い関係が続く様にカメラ道に精進して行きます。
そして小室哲哉さんの様に今まで何百人のカメラマンに何万枚も撮って来てもらっている方から今までで1番良い写真だったといつか言ってもらえる様なカメラマンになる事が今日からの夢です。
あと僕は人生で嬉し泣きをした事がありません。
今回も嬉し泣きはなかった。けどきっと小室哲哉さんにカメラマンとして認められる時が来た時は泣ける自信がある 笑

すっごく長い日記でしたが、最後まで付き合って頂きありがとうございました。

45歳のおじさんが30年の恋を実らせた話でした 笑

小中村政一ホームページ
https://konakamura.com

小中村政一Instagram
@konakamura0618

※小室哲哉さんの事務所承認済み

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?