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はじめてのGDTに学ぶ、部屋の「未完了タスク」を取り除く方法 (仕事が捗る部屋片づけ.003)

こんにちは。整理収納アドバイザーの米田まりなです。自宅を仕事の主戦場にするための片づけ術を紹介しています。今回は「未完了のタスク」がもたらす、怖〜い影響について紹介します。未完了のタスクを視界から外して、今すぐ無敵の集中力を手に入れましょう!

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学生時代、試験勉強中に床や風呂の汚れが気になり、つい掃除を始めてしまい、気が付いたら深夜……なんて経験をしたことはないでしょうか。

作業に没頭していても、「あ、これもやらなくては!」と別のタスクが頭をよぎると、集中力が一気に途切れ ます。一度そうなってしまうと、「集中しなきゃ!」といくら思っても、誘惑に負けて気が散ってしまうでしょう。


そこで、「別のタスク」がよぎらないような環境整備をしていきましょう。ここで私の愛読書、『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』(デビットアレン著、二見書房)をご紹介します。

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この本では、膨大なプロジェクトも小さく区切って、正しい優先順位で一つひとつやりきる方法について解説されています(Getting Things Done略してGTD)。

その中で部屋の片づけにも応用できるいくつかのキーワードを引用します。

「やらなければならないさまざまなことが、漫然と頭を占有しつづけている。これこそが、時間とエネルギーをもっとも消費しているものの正体だ」(ケリー・グリーソン)

「頭の中にある未完了のタスクは良心を苦しめ、エネルギーを消耗させる」(ブラーマ・クマリス)

「意味が異なるものが同じ場所に積み上げられていると、その中身が何であるかを見るたびに考えなくてはいけない。それにうんざりしてあなたの頭はそれについて考えなくなってしまう」(デビット・アレン)

GTDのルールでは、仕事もプライベートも、すべてのタスクを細分化し、 1箇所のリストに集約させ、毎日リストを消化・更新していきます。
一度リストに書いてさえしまえば、実際に手をつけるまで忘れてもOKです。頭の中では、つねに「進行中の1つのタスク」にだけ集中します。



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自宅での作業は、「未完了のタスク」との戦いです。たまった洗濯物、返信していない同窓会の招待状、挫折した資格の参考書、子供の入塾パンフレット…。
「やりかけの何か」を思い出すたびに、あなたの「脳のCPU」は、喰われていきます。

なので手っ取り早く集中したいのなら、メモ用紙を手に、やらなきゃいけないことを、吐き出しましょう。

そして、机の上のものをバーーーーッとなくしてください。 

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強制的に未解決事項を視界から消すことができます。適切な保管場所と、適切なリマインダーがあれば、いったん視界から消してしまってOKです。目の前のタスクだけに集中できる環境を、片づけで構築しましょう。

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未解決事項を片付けてしまうのは、最初はちょっと抵抗があるもの。メモ用紙や、リマインドツールに書き出してタスクを一元管理すれば、もの自体は片付けてしまっても安心です。

読んで頂きありがとうございました!! 次回のテーマは、「部屋を客観視するためには◯◯をせよ!」です。よろしければフォロー、お願いします🙏

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