![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/132190172/rectangle_large_type_2_3433f64a645f0bc4b09d8ebe42edb039.png?width=1200)
キャリアコンサルタント養成講習の振り返り【8日目】
キャリアコンサルタント養成講習受講中の加藤です。Xはこちら!
これはどんな記事か
10回に渡るキャリアコンサルタント養成講習の受講中に
・考えたこと
・気づいたこと
などを振り返る、学習記録です✍️
・キャリアコンサルタント養成講習に興味がある
・講習受講中で、ほかの受講生が考えていたことを知りたい
という人に役立つかもしれません
今回は、キャリアコンサルタント養成講習の8日目の気付きをまとめました。
講習を通じて得た気づき
1. 引き出し上手は得をする
3人1組でのロープレで、私がクライアント役をした際のキャリアコンサルタント役の方のカウンセリングがとてもお上手でした。
その方の面談の進め方・話の引き出し方が素晴らしかったほか、この方の工夫を引き出されたオブザーバー役の方もまたさすがでした。
ロープレ終了後はオブザーバーの方を交えて、感想やフィードバックをシェアする時間がありますが、そのオブザーバーの方は今回だけでなく、いつもキャリアコンサルタント役の人の発言の分析がお上手で、
※職務経験から自己PRや強みを整理するという話の流れの中で、以下の応答
CC:周りの人は〜〜(仕事上の成果②)に対してどう言っていましたか?
CL:(上記に対する返答)
CC:どんな反応がありましたか?
CL:(上記に対する返答)
CC:これまでのお話(仕事上の成果①と②)を踏まえてあなたはどう感じますか?
これらの質問が特によかったと思うんですが、このように質問をしたのは何か意図がありましたか?
大体このような聞き方で、キャリアコンサルタント役の方に対して、クライアントの気づきにつながる前後の質問を拾い上げ(これもまたすごい)、狙いを聞き出していらっしゃいました。
キャリアコンサルタント役の方は、ご自身のこれまでの課題意識をもとに、周囲のキャリアコンサルタントの方にアドバイスをもらっていらっしゃったようで、そこでのエッセンスを余すことなく共有してくださいました。
これを通じて考えたことは、多くの人は
・意図して行った工夫に対して、聞かれればもったいぶらずに答えてくれる(わざわざ自分から「こういうことを工夫しました」ということは気恥ずかしさ等から言わない)
・意図して行ったわけではなくても、聞き手の質問に触発されて、自身が無意識に行った工夫やコツを言語化しようとしてくれる
のだろうなということ、だからこそ引き出し上手は得をするなと思いました。
キャリアコンサルタントの質問には一つひとつ意図があるものと講習序盤で聞きましたが、わたしも他の方のうまさを自分だけで分析するのではなく、相手に聞けるときはしっかり聞くことで、質問の切り口を増やしていきたいです。
2. ふとしたときにこそ、機転の効いた返しができるようになりたい
1歳の娘は、zoomでほかの人の顔が見えると喜んで近付こうとする上、講習が1日がかりなので隣室から「ママ、ママ」と娘がわたしを呼ぶ声が聞こえてきます。
こんな状況なので、休憩のときはなるべく一緒に過ごすようにしているのですが、休憩明けにそのまましがみ付いて離れられないときがあります。
今回も講師の先生が画面共有をしながらのレクチャー中、娘(1歳)がみなさんに手を振ったところ、ほか受講生の方が手を振り返してくださいました。
※先生は画面共有中で、おそらく私と娘は見えていなかった様子
このとき、先生が「(その方のキャラクターを踏まえて)私へのアピールですか?」と手を振り返してくださった方に尋ねたときの、機転の効いた、それでいてユーモアのある返しに感服しました。
わたしが反対の立場だったら、zoomの仕様もあり見えていなかった先生に対して、良かれと思って「〇〇さんのお子さんが手を振ってくださったので」と状況をそのまま説明して返していたかもしれません。
それでも、お子さんの登場について言及することで、もしかしたらバツが悪い思いをする人もいるかもしれないと思うと、”状況を正しく説明するだけ”ではない、それでいて周りも笑顔になる返し方があるのだなあと勉強になりました☺️
3. 面談序盤の15分で推奨される、マイクロカウンセリング技法とは何か、がわからなくなる
※前提:わたしが養成講習を受講しているところでは、「実技試験の面談序盤の15分では基本的かかわり技法に留めるのが無難」と聞いています。
ロープレを進める中で、
・アイビイのマイクロカウンセリング技法における積極技法と基本的かかわり技法の違い・・・①
・面談の最初の15分間でしっかりと深掘りができているとはどのような状態なのか・・・②
という疑問が出てきました。
具体的には、次の3つです。
①-1:進め方を提示するのは「積極技法(指示や情報提供)」にあたるのか、(例えばジョブ・カードの枠組みをもとに一緒に整理していきましょうという働きかけ)、それともこれはキャリアコンサルタントが”リード”している範囲内にあるのか。
①-2:クライアントの話や気付きを整理して、強みを伝えるのは「言い換え」ではなく「フィードバックや解釈」になるのか。
②「短い15分間の中で、先の話(=今後の方策にあたる部分)に入ってしまうのは、深掘りが足りていないから」と他の先生に教えていただいたことがありました。
クライアントにどんどん話を深めていってもらいたいと思っても、これ以上深掘りができない(さらに尋ねてもクライアントが答えに困窮しそう)と思ったときにどうしていけば良いかがわからずにいます。
自分の切り口が少ない、あるいは深掘りができないというのは思い込みである可能性も多分にあると思いますが、「無知の知ってこういうこと?」と思いながら、この書籍をポチりました↓
基本的かかわり技法がしっかりできて、信頼関係構築がしっかりできれば当座の実技試験は合格するという話も耳にしているので、この本を読んで、収穫があるといいなあ・・・!
全部で10回講習があり、今回は講習8回目の振り返りを書きました。
講習も残り2回。
あと2回の振り返りについても、こうしてnoteに書いていきます。
このほかにもキャリアに役立つキャリア理論や考え方など発信しているので、noteのスキやXのフォローをしていただけるとうれしいです!
励みになります💪
Xアカウント ▶︎ https://twitter.com/m_kato1214
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?