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キャリアコンサルタント養成講習の振り返り【1日目】

これはどんな記事か

10回に渡るキャリアコンサルタント養成講習の受講中に
・考えたこと
・気づいたこと
などを振り返る、学習記録です✍️

・キャリアコンサルタント養成講習に興味がある
・講習受講中で、ほかの受講生が考えていたことを知りたい
という人に役立つかもしれません

今回は、キャリアコンサルタント養成講習の1日目の気付きをまとめました。

講習を通じて得た気づき

1. 「気づきを与えるにはどうしたらいいのか」に囚われすぎない重要性

キャリアコンサルタントの資格取得を目指した経緯の中に「気づきや示唆を与えてくれるメンターの存在」があったからこそ、気づきを与えるにはどうしたらいいのか?に囚われている自分に気づきました。

「気づきを与えられるようになりたい」→「気づきを促す質問をしたい」という思考に陥ってしまうことによって、傾聴やラポール形成が疎かになってしまっては元も子もないため、場数を踏んで、自分が目指すキャリアコンサルタント像に近づいていきたいです。


2. 相手が一通り考えたであろうことに対して、相手にとって示唆や気づきを与えられるような質問をすることの難しさ 

早速1と矛盾したような気付きになりますが笑、
相談者が一通り考えたであろうことに対して、示唆や気づきを与えられるような質問をすることの難しさを感じました。

・相談者に対する「見立て」
・見立てを検証したいという思い
・誘導してはいけないという思い

これらに折り合いをつけながら、かつ自分が考えたこと・知りたいことをぶつけるのではない方法で、質問をくり出し続ける難しさを感じました。

講師の先生は、繰り返し技法を習得することで、相談者にとって充分新たな気づきを与えられるとおっしゃっていたので、これを体得できればと思っています。

3. 無意識のうちに「解釈」を多用していたこと、そしてそれは時として信頼関係を壊す可能性があることを知る

例えば「パワハラを受けた」という相談者に対して、その話を聞いてすぐに「お辛かったですね」と伝えることは、「辛い」という感情がキャリアコンサルタント側の「解釈」になりうるから伝えない方が賢明という話を聞きました。

その他の事例としては「妊娠した」相談者に対して「おめでとうございます」と伝えること。
これも「パワハラ→辛い」と同様の理由で、相談者は「妊娠→おめでたいこと」だと感じていない可能性を考えると、おめでとうと伝えることで信頼関係が築けなくなるからだということでした。

※アイヴィのマイクロ技法の階層表にある、解釈や自己開示などの積極技法は、相談者と信頼関係を築く初期段階や国家試験対策という観点からは基本的に使わないことを、講師に聞きました。


このように「自分が相手の出来事に対して最初に浮かんだ感情」が、「相手とは異なる解釈」かもしれないという立場に立って考えると、相談者は表情には出さずとも心の内では

パワハラ → 怒りでメラメラと燃えているかもしれない
妊娠   → 不安や戸惑いを強く感じているかもしれない

などの可能性に気づくことができます。

これまで、自分の経験・見聞から良かれと思って発していた言葉に対して、相手との解釈の一致を疑ってこなかったなと気付かされました。


全部で10回講習があり、今回はその1回目の振り返りを書きました。

ほかの回の振り返りについても、こうしてnoteに書いていこうと思います。


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