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【人生後半の大チャレンジ】初めての富士ヒル

みなさん、こんにちは。

大江戸線牛込柳町駅徒歩2分
若松河田駅徒歩7分
「アロマ整体 陽だまり」で
アロマトリートメントと整体を行っている
神田みさを、です。

先月のnoteで
ロードバイクに乗り始めたきっかけを
お伝えしましたが、
昨日6月2日(日)に開催された
”第20回Mt.富士ヒルクライム大会"にチャレンジしてきました。

子どもの頃から運動は苦手
学校での運動会は毎年、地獄の思いで過ごし
体育の時間の記憶は
イヤすぎて勝手に封印されたのか
全くありません。

そんな私でも
運動の習慣ができて
しかも、人生の後半にもかかわらず
レースにチャレンジすることができました。

この記事は
来年のチャレンジのための
備忘録的な内容になります。

それでも
仕事をしながら
体力づくり、練習をして
レースに向けて
半年かけて準備してきたプロセスが

自転車を始めたいな、と思っている人だけでなく

年齢を理由に
何かに挑戦すること
やりたいなぁと思うこと
をあきらめている人や

おもしろそうなことある!だけど私なんか…と
躊躇されている人の
背中を押すことができたら
うれしいです。


1.準備編① 筋トレ

ロードバイクの本格再開のきっかけとなった
2023年夏の富士ヒル参加決意。
とはいえ、
年内は、仕事中心で特に
自宅での筋トレさえもできていませんでした。

ロードバイクは
筋力があまりなくても
柔軟性があれば
ある程度まで走れるようになります。
でも、
より速く走ろうと思うと
やっぱり
基本的な筋力は必要となってきます。

そこで、
ここは専門家に相談だ!ということで
パーソナルトレーニングをお願いしました。

年が明けて
1月から4月まで
週1回セッションを受けました。

トレーナーさんは
整体の経験があり
スポーツの経験も豊富な方です。

お世話になったトレーナーさんと

ロードバイクで使う筋肉や
その使い方も研究してくださり
体幹・足腰を中心に
全身の筋肉をバランスよく鍛えられるよう
指導してくださいました。

最初は
バーベルを担いでスクワットをすると
フラフラして、カッコ悪い姿でした。
それでも3ヶ月くらいすると
少しずつ安定してきました。

そして、もう一つ
嬉しい変化がありました。
それは
疲れにくくなってきた。
仮に疲れても
疲労回復が早くなった。
これは、予想外の身体の変化でした。

疲労が少ない毎日は
自転車だけでなく
仕事も
日常生活も
気持ちが軽く
楽しく過ごせるようになりました。

2.準備編②実走

ロードバイクに乗っている方の中には
室内でも乗れる道具を使って
毎日毎日頑張っている方多いです。

が、私はそのような環境ではないので
外での実走だけです。

お休みの日は
できるだけ乗るようにするのはもちろん
短くても
通勤もできるだけ自転車を使いました。

私の通勤距離は
距離的には長くはありません。
その分、短いゆるい坂で
ギアが重いままにしたり
ペダルの回転数を意識したり
自分なりに、試行錯誤して走りました。

休日は
できるだけ山を登ること
休憩をせず、走り続けることを
意識しました。

JR武蔵五日市駅〜都民の森は良い練習場所です

こう書くと
なんだかストイックな感じもしますが
自転車で走ることが
それだけで楽しいのです。
そんな感じで、仕事が忙しくても
楽しみながら
毎月ある程度の距離を走ることができました。

3.レースまでの3ヶ月間

3月末辺りから
登りの練習に使われている
東京郊外へ
お休みごとに通いました。
最初は、2〜3本でへたれていたのが
最終的には5〜6本
がんばれるまでになれました。
遅いんですけどね(^^;)
しかも本数も少ないです…

読売ランドの近くにある良き(?)坂です

5月に入ってから
自転車仲間の友人たちと
実際のレースコース(富士スバルライン)へ
試走に行ってきました。

初めて5合目まで登れたのは、仲間のおかげです!

初めての道にもかかわらず
友人たちのおかげで
楽しく登ることができました。

その後ももう一度
ひとりで試走に行って
その時に2時間2分17秒で完走。
当日の目標を
”2時間切りで完走”にしました。

4.レース当日

レース当日は
薄曇りで、少し肌寒い朝でした。

ホテルからスタート会場まで約5km
帰りの荷物を背負って
登り基調の道のりでした。
途中で、腰がイヤな感じがしてきました。

試走の時も
登りを1時間くらい走り続けていると
腰に鈍い感覚が出てきました。

「早かれ、遅かれこの感覚になるなら
もうしょうがない」
と思い直して、スタート地点に向かいました。

スタート会場に到着すると、
すごい人の数と自転車の数に
圧倒されつつも
いい意味での緊張が出て
さっきまで腰の痛みを忘れてしまいました。
アドレナリンってやつです。

スタートしてからは
事前にアドバイスいただいことを
思い出しながら
自分のペースを守りながら
周りの様子を見ながら
淡々と走りました。

15km過ぎた辺りから
腰の痛みがまた出てきて
姿勢を変えて
ごまかしながらの走行になりました。

でも
気持ちは身体とは逆に
上がってきて
すごく楽しくなってきました。

苦手なストレートの坂は
鼻歌を歌えるくらい
気持ちが折れることは
1度もありませんでした。

ゴール目前の坂も
全く心が折れることなく
むしろ、その前からのスピードに乗って
そのノリでゴールできました。

5.まとめ

結局
公式の記録は2時間2分29秒

富士ヒルでは完走とタイムでそれぞれ色の違うリングがもらえます

試走の時より12秒遅くなりました。
でも
初めてのチャレンジを
楽しく取り組めたことは
とても貴重な経験でした。

あんなに運動ができなかった私が
しかも50歳を過ぎて、完走できた。

なんだレベル低いな、と思う人も
いるかもしれませんが
自分を誇ろうと思います。

このチャレンジを通して
自転車がさらに楽しくなりました。
また
仕事や家族との関わりも
よりアクティブに
より楽しくなりました。

レースから1日明けて
この記事を書いています。

私自身、順位をつける
勝負事はあまり興味がありません。

自転車のヒルクライムレースが
楽しいなと思ったのは
それぞれの戦い方でいいところです。

きっともっと上位の人たちは
順位にこだわるのかもしれません。
でも、私のように
自分の目標をクリアしたい
と、いう参加者もたくさんいます。

あるいは
楽しく走れればもう優勝!
という人もいます。

あくまで
自分がどうしたいのか?
が基準です。

まだここがスタートなので
自分ができる範囲で
楽しみながら
できることをやって
チャレンジを続けていきます!

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