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更年期に光をくれたロードバイク

みなさん、こんにちは。

大江戸線牛込柳町駅徒歩2分
若松河田駅徒歩7分
「アロマ整体 陽だまり」で
アロマトリートメントと整体を行っている
神田みさを、です。

プライベートでは
ロードバイクに乗って
首都圏近郊の山や峠へ走りにいくのを
楽しみにしています。
先日のGWも、自転車仲間と
富士山の5合目まで登ってきました。

自転車仲間と試走に行ってきました!

ロードバイクを始めるまで

そんな話をすると
ほとんどの方は
「子どもの頃から
運動が得意だったんでしょ?」
と思われるようです。

が、しかし
子どもの頃から超運動オンチでした。
今も、
スポーツ的なものは全然ダメです(^^;)

50mを11秒より速く走れません。
投げられたボールを受け止められません。
ラケットにボールを当てられません。
もちろん
体育の成績は万年”2”でした。
大学の体育はテニスだったのですが
1回だけ相手コートにサーブを入れて
単位をもらいました。

それでも、身体を動かすことは
好きだったので
泳いだり、
山に登ったり
ジムへ行ったり
合気道もやったり
ジョギングもやったりしてました。

でも、どれも
引越しや転職、生活の変化で
ブランクができると
そのままやめてしまいました。

実は、ロードバイクも
2年ほどお休みしていた時期が
ありました。
しかも2回ブランクがあります。
本格的に再開したのは
ちょうど1年前です。
そこから
レースを走ってみようと思うほど
最近はお休みのたびに
走っています。

人は、一度やめてしまったことを再開するのは
始める時よりも
パワーがいると言われます。

「どうして自転車は再開できたのかな?」
と、あらためて考えてみました。
その答えは
始めたきっかけにあるのではないか
という結論に至りました。

私が自転車を始めたきっかけは
”更年期”です。

スッキリしない体調の10年間

更年期は(女性の場合)
閉経が近づいてきた頃から
ホルモンのバランスが崩れて
身体の不調が出てくることは
もうご存知だと思います。

そして
その症状も10人いれば10通り。
ほとんど感じない軽い人もいれば
重くて
生活に支障が出る人もいます。

私の場合は
やや重い。
少し、生活にも支障が出て
家族や職場にも迷惑をかけました。

どうしても動けなくて
しばらく
仕事を休んだときもありました。
そんな自分が情けなくて
落ち込んだことも。

なんとかしたい!
以前のように120%のパワーで
仕事や趣味を楽しみたい!
そんな焦る気持ちから
いろいろと調べました。

”良い”と言われていることは
なんでも試してみました。
数年は
なかなかしっくりくるものが
ありませんでした。

そんな中、見つけたのが
”更年期には有酸素運動がいいらしい”

ただ、動けなかった間に
全身の筋力がなくなっていました。
仕事復帰後、職場の階段で
最後の数段を降りられず
転び落ちたこともあります。

最初に始めたのは
1駅前で降りてのウォーキング。
仕事で疲れ果てたあとは
ついついサボりがちでした。

次に
お休みしていたジョギングを再開。
逆に「しんどいなぁ」が強くなり、
これもあまり続きませんでした。

そんな
もうあきらめかけていた時に
ロードバイクのレースで
最も有名な”ツールドフランス”のハイライトを
テレビでぼんやり見ていました。

「やっぱりシュッとした自転車は
かっこいいねぇ」と
家族と話していたその時

(そういえば、自転車も有酸素運動…)

(座って、ペダルを回すだけだよねぇ)

(ママチャリより運動になりそうだし)

(今の私の体力でもできるかも!)

といろんなひらめきが降ってきて、
ロードバイクを買いました。

とはいえ、
自転車に乗り始めてすぐに
体調が回復したわけではありません。

日々の忙しさやストレスで
ホットフラッシュや
動悸・息切れがあったり
倦怠感におそわれることもありました。

それでも
習慣的に自転車に乗るようになって
3〜4年経った頃には
大きな体調不良はほとんどなくなりました。

とはいえ、
周期的に更年期の症状はしばらく続きました。
そして、
今年で更年期の症状が始まり約10年。
最近は、
「もしかして、終わったのかなぁ」と
感じる日も増えてきました。

ロードバイクに乗るようになって変わったこと

ロードバイクに乗り始めて約7年
(うちブランクが2年くらい)
大きく変わったのは
より自分の身体に敏感になったこと。

健康や身体に関わる仕事をしているので
元々、自分の身体について考えることは
多かったと思います。

それでも、ロードバイクに乗っていると
筋肉の動きだけでなく
心拍・呼吸といった数値化できるもの
お腹が空く感覚
喉が渇いていく感覚など
数値化できない感覚にも
敏感になります。

自分の身体の声を聞けることは
更年期に限らず
身体を良くするために
必要なことです。

この習慣ができたことは
仕事にも役立てることができているし
何より
これからの人生を
健康で元気にアクティブに
生きていくためには
大切なことだと思うのです。

「更年期終わったら、人生で一番元気!」
とおっしゃる同僚の女性がいらっしゃいました。
それは、
自分の身体を知ることができたからなのではないでしょうか。

最後に

更年期というしんどいタイミングで
ロードバイクに出会えたことは
本当に幸せだったと思います。
ここに至るまでに
いろいろと試して
行動してきた自分自身もいます。
でも何より
それが許される環境や
家族の理解があったことが
とてもありがたいです。

更年期でしんどいなぁと思っている方
周りから理解されず辛い思いをされている方
多くの人が
いろんな環境で更年期を迎えています。

どうぞ
焦らず、自分のペースでいいので
自分の身体の味方になることを
試してほしいなぁと思います。
なんでもいいと思います。
運動に限らず
歌うことでも、
散歩でも。
ちょっとでも合わなければ
また違うことをやってみてください。
きっと、
ここで見つけたことは、
その後の人生でも
ずっと身体の味方でいてくれるはずなので。



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