<トリニータマーケティングだからできること・やるべきことに集中する>

(はじめに)
完全在宅ワーク4週目が終わります。
色々なストレスはありつつも、「新たな日常」(ニュー・ノーマルというそうですが)に向けてかなり生活リズムも整って来ました。

相撲部屋探索も、宮城野部屋・大嶽部屋(大鵬道場)・錣山部屋・高田川部屋・木瀬部屋などウォーキングが楽しくなってきています!!

(マーケティング子会社を作ったからこそできた、新しいチャレンジ!!)

「スポーツ業界での就職を目指す大学生向けのキャリアデザインセミナー」は、まさにトリニータマーケティング(TM)だからこそできたチャレンジです。(普通に考えれば、何でサッカークラブが学生に?・・・てなるでしょう)

スポーツが社会を変える、スポーツで皆を元気にすると言いながら「スポーツ業界の働く実態」は憧れの職場とは程遠い「やりがい搾取」と「ビジネスを知らない人たち」の集団で運営されているのが」現状です。勤務時間の長さ、給与水準、福利厚生どれをとっても本来ならば「ブラック企業」と呼ばれてもおかしくない職場です。

それでも、「スポーツ業界」に憧れを持ち、「スポーツに携わりたい」という若い人が多数いることも事実です。

このギャップをどう埋めるのか。
スポーツクラブの「働く場としての実態」を明らかにし、同時に「必要なスキル・マインドセット」を伝えるのが私たちの役割だと確信して「キャリアデザインセミナー」をスタートしました。

パートナー企業さまの絶大なご努力もあり、告知期間がわずか1週間にもかかわらず50人以上の方々に参加いただきました。
私にとって「キャリアセミナー」は昔取った杵柄的なこともありますが、今回のイベントを通じて想像以上のことを学び、気づくことができました。

①今も昔も、学生の就職に対する悩みは変わっていない
②今も昔も、就職支援会社・人材業界は「画一的な就活のあり方」しか提示していない
③今も昔も、企業は「学生のポテンシャルや想い」を見い出す努力をしていない

これに対しての「一つの解」(唯一正解とは言いません)を提供できるのがTMだと確信しました。セミナーの進化形・新たなメニューは近々リリースします!!

(TMとしてやるべき「使命感」が新たなチャレンジを生む)
私は「大分トリニータ」というクラブに所属し、その事業発展に寄与する使命で仕事をしてきました。
どうしたら、「大分トリニータ」が九州の1クラブで終わらないか、何をすればJリーグのトップクラブと肩を並べられるか、世界に出ていくために必要なことは何かだけを考えてきました。

その思いの中で「市場を広げる」=「新しいタイプの人材を採用する」=「サッカーを超えたビジネスを成立させる」と決めてトリニータマーケティングを設立しました。

「自クラブではできないから、スペシャリストに仕事を発注したい」というクラブはたくさんあります。しかし、そんな人材会社がないことは私が一番よく知っています。
だからといって、他クラブが、「大分トリニータに仕事依頼」なんてできるはずがありません。秘密保持・独自性・その他もろもろ、「自前でやる」ことが是とされる世界なのが現在のJクラブの大半です。

私たちは、ここに風穴を開けたいと思っています。
共有できるものは共有する、一緒にできることは一緒にできるようにする、目的は「全体最適」「業界成長」のはずだと語り続ける存在でありたいと思っています。(大分トリニータとは別会社のTMだからこそできる存在価値がここに生まれるのです)
大分トリニータが生んだ会社ですが、近い将来「共感する地方クラブの共同出資会社」になるくらいの潜在成長力を持つ会社になる気概を持って経営していきます。

(「人材テーマ」だけじゃない・・・・)
「トリニータ・ソーシャルアクション・サイト」を3月に立ち上げました。
これはサッカーとは全く関係のないサイトです。
社会課題を解決することに尽力しているNPO・団体・個人・企業を応援するサイトです
サイトの体裁はまだまだ未完成です。
マネタイズの方法が確立しているかと言えばそうではありません。
それでも、まずはプロ・スポーツクラブとしてやれること、やるべき「使命」を確信してスタートすることにしました。
「社会活動みんなで応援しよう!!」動機は単純です。スポーツクラブならそれくらいできるだろう、地元・地方だけじゃなくて日本全国・世界全体に発信できる力をつけようよ!!という思いです。

「地方創生×スポーツ」「IT×スポーツ」「障がい者支援×スポーツ」などをテーマはてんこ盛りです。
それらに対してスピード感もってチャレンジしていくことを宣言します。


アフター・コロナに待っているのは「ニューノーマル」です。
BBB(Build Better Before)という言葉が使われ始めています。
私たちはその一助になります。

来週からまた新しい世界を感じながら「完全在宅4週目」を終わります。

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