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【開発現場あるある9】〜忙しい病〜

「仕事に必要なのは、理解、応用、集中」


と言う人ほど、どこの職場でもタスクが溜まり毎日残業してた。
その人が作業しているところを見てると、
例えば、Excelで決まりきった作業をしているのに、全て手作業、、、。

これが、VBAとかマクロなんかも知らないノンプログラマーさんであれば別に仕方がないし、ここで書かない。

問題としてるのは、

エンジニアで普段、熱く理念とか語っているのに、とかく自分の作業ではそれができてない人。

残業自体は悪いことじゃないし、
新しい職場に移ったり、新社会人なんかで要領や手間抜きの仕方をまだ身につけない間は、むしろ多少の残業はして当たり前だと思う。
自分自身、しないといけない時は全然やる派で残業自体は大歓迎。

ただし、

無駄な残業は大嫌い

なので関数やVBA、マクロを組む、コードで繋ぐなどして、ボタンひとつで作業の8割をPCに任せて自動化させて、作業結果が正確か確認した後で、定時でそそくさと帰ってた。

会社員時代、
残業を繰り返す人ほど組織の中で、直属の上司には評価が高かった。
お前は課の仕事の1割もやっていないと注意を受けたことまであった。

ここまでの書き振りだと、

単に自分に割り振られた仕事量が圧倒的に少なかったからなのでは?

と思われがちなんだけど、どこの職場でも、
(頼みやすい風貌だからなのか)何でも依頼される上に、こちらも断らないので、いつの間にか担当の仕事は増え、最盛期には、課や部のこざこざした仕事の9割を一人で3年以上こなしていた時期もあったし、
前職では、普段3人で分担して1週間くらいかける仕事を最終的には1人で任されたりもザラだった。

そういう状態だったからVBAやマクロを実務での使い方=応用が身に付いたのかもしれないけど、

それこそ、

  • (マクロの基本と業務内容を)理解し、

  • (プログラムを駆使して)応用し、

  • (残業しなくていいように作業をPCに)集中

させてきただけ。

残業せずに定時で帰って、

何をしていたかと言うと、当時は独身だったので、
晩ごはんと軽く晩酌後、
暇つぶしに趣味のプログラミングか
CODECOMPLETEみたいなSE読み物系の読書
を1日30分〜1時間やっていただけ。

残業する人ほど、「残業続きで忙しく、学習する暇がない。」と学習してない。
こちらは早く帰って学習している分、さらに作業を手間抜きできる方法を覚えて実践し、今日も定時で帰るだけ。

「理解、応用、集中」の前に、忙しい忙しいが口癖で作業を早く正確にPCにやらせる基本が身についていない人も多い。
手間抜きできる技術や考え方を学ばないから自分から忙しくしてるだけ。
なぜ忙しいのかを冷静に見極められる洞察力が、プログラミングには必要な最たる能力かな。

まとめ

エンジニアは、忙しいお客さんの作業を面倒を減らすのが仕事だし、それが(マクロも含めた)プログラミングの醍醐味

忙しいアピールをしてるエンジニアは、技能がないか、職場の管理がずさんかのどちらかを自分から露呈させてるようなもんで、ただの会社員さんで、エンジニアじゃない。

タスクがいっぱいで手一杯なら、SOSを上げるなり、同じくらいできる人を育てるなり他にできることは沢山あるし。

自分の面倒を減らせないエンジニアに、お客さんの面倒を減らせるのかな?
(紺屋の白袴や医者の不養生なだけならいいけど)

💃忙しい病のエンジニアさんにはご用心🕺

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