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【開発現場あるある6】〜妖怪・短縮伝言ゲーム〜

自分が理解している内容を説明で端折る人(妖怪・短縮伝言ゲーム)

「何でわからないんですか!!!!」
と、
(どの現場でも、指示を出す管理者から直接指示を受けることは少なく、間に伝言者が入ることが多いのだが、)
伝言者からよく言われるのが、この一言。

伝言者自身は、

大元の指示者=管理者から話を聞いてるから全体像がわかっているのだろうが、
自分色を出したいのか、
子供の使いになりたくないのか、

そのまま伝えればいい内容をそのまま伝えない。

次のいずれかのパターンが多い。

  • 脚色

  • 余計な話や自分の自慢話を絡める

  • 激しい自己解釈

  • 自分が理解している内容を説明で端折る

  • 極端に短縮して、1行で済ます

中でも一番始末が悪いのが、

自分が理解している内容を説明で端折る

だ。

他のパターンは、

本人に問題があるので、結構、改善は早い。

1行で済ます人は、

伝言者がそんな人だからと、大元の指示者が既に文章や資料を用意してくれていることが多いのであまり問題にならない。

脚色や自慢話は、

「話なげえなあ」と思いながらり頷いて満足させときゃ終わるので何とかなる。

自己解釈については、

聞き返せば、「あ!っ」となり、再度、伝言者自身が確認をしに行くことが多いため大した負担にはならない。

だが、残りのひとつに関しては、

作業内容を作業者に正確に伝わらないと、意味がないのに、
大元の指示者に自分は画面を横について見ながらとかで確認をしているせいか、そこを端折る。

しかし、初めて扱うシステムのテストだったりで、操作手順が正確に伝わらないと、間の操作が誤ったりすると期待値(結果)が全然違うものになるからこちらは当然、

  • 操作の順番

  • 不明点があった時にみるべき資料

を聞き返す。

しかし、

自分が既にわかっていることは、自分が端折った拙い説明でも、後は、理解できて当たり前。理解できるのが技術者!!!

とでも思っているのか(実際に面と向かって言われたこともある)
語彙力がないのか
全く同じ説明を繰り返すのみ。

それだけに止まらず、

大元の指示者は、

伝言者が、自分が伝えたままの内容をそのまま伝えている

と誤解してるから、こちらの力量不足とか理解不足を疑う。

担当者が自分しかいないときは最悪だ。
結局、その時は何とか自力で作業を進めて事なきを得たのだが、一定期間は自分の評価は下がったまま。なぜか、勝ち誇る伝言者、、、。
数ヶ月後に、後輩が入ってきた時に、担当が2人に増え、全てが明るみに、、、。というパターン。

正直、

その数ヶ月が無駄じゃん!!!

端折ると、受け取る側が解釈をしないと行けなくなる。

だが、

そもそもパソコンは解釈をしない

文学や小説でもない限り、文脈を読ませるみたいな指示内容は出さない方がいい。

  • 正しい日本語

  • 文脈を読め

  • 空気を読む

  • 言わなくてもわかる

が口癖な人で結果、

工数や作業の手戻りで時間がかかり、自分の首を絞めている

管理者のなんと多いことか。

伝える力とかコミュニケーションなどを磨く前にまず一番必要なのは、

(正確に伝わらないと意味がないので、)
端折らずに、そのまま伝える力

を鍛えるべきかなあ。

事実はひとつしかなく、解釈(真実)は無限にある。

  • 他のメンバーの勤務年数が長い

  • 人間関係がうまく行っていない

  • 進捗が芳しくない

のいずれかに当てはまるプロジェクトに参画するエンジニアに一番必要な能力は、

(コードを書く力でも、正確なロジックを展開する論理的思考でもなく、)

テレパシー か 嫌われてもいいから聞き返す度胸 かな、、、💦

語彙力がなく、拙い説明しかできない人ほど、

「わからないことは社会人なら、自分から聞くのが当たり前」
と言いつつ、いざ聞き返すと、面倒臭がるか嫌う人多いんだけどねえ。

まずは、

正確に誰でもわかる説明を心がけよっと。

ニアミス系とやらで

「あとは読者に、、、」
「行間は読者に任せます」
「文脈が、、、・」
みたいな表現力の乏しい自称、小説家とかにも多いけど。
行間や文脈、想像力のない読者を責めるまでに、文章力のない自分を見直した方がいい。
(ニアミス系ならニアミス系と最初からゆーてくれてたら、まず選ばないし、知らねーよって感じ。)

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